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白髪岳(熊本県・九州脊梁山地)

【山行日】2008年2月5日(火) 【同行者】YOUさん
【コース】ゲート前登山口→猪ノ子伏→三池神社→白髪岳山頂(往復)
【時間】登山口発:10時→猪ノ子伏着:10時30分→三池神社着:11時40分→山頂着:12時
山頂発:13時→登山口着:14時20分 約4時間20分の山歩きでした。 
土・日と二日間、熊本市内は冷たい雨が一日中降り続けました。
阿蘇大観望・ミルクロードは、通行止めです。山間部はチェーン規制です。
ラジオが言っています。山は雪のようです。YOUさんに電話です。
『明日、登りますよ。仕事を休みましょう〜?僕は休みます』
『仕事の段取りを取って、休めるかどうか、午後7時までには連絡しま〜す』
午後7時前に、電話がなりました。『了解です。行けます。』でした。

午前7時に待ち合わせをして、熊本市内を出発です。
人吉インターを目指して、快調に車を走らせます。道路凍結の心配は全くありません。
トンネルばかりの高速を快調に走りすぎ、人吉インターを通り過ぎました。
えびのインターまで行っちゃいました。えびのインターから引き返しました。
このロスタイムの間に、白髪岳の霧氷・樹氷は溶けてしまったようです。

人吉インターから、登山口までの道は、教えてもらっていました。
小林市の東コマクサさんが、丁寧なメールをくれました。
パソコンネットの力はすごいですね。情報が瞬時に伝わります。

さて、白髪岳のマメ知識。
冬の球磨盆地から眺めると、樹氷におおわれて白く輝く姿が白髪にたとえられたそうです。
そうです。樹氷が綺麗な山です。
登山口までが心配でしたが、ノーマルタイヤでなんなく行けました。
道路凍結は全くありませんでした。

では、高速をえびのインターまで行って、引き返して登ってきた白髪岳の画像レポートです。
白髪岳 工事中の林道
正面に白髪岳が見えてきました。残念ながら逆光で山頂の樹氷は確認できません。
林道の工事中でした。親切にユンボ、ダンプを移動して車を通してくれました。

登山口の看板 登山口(ゲートの登山口)
白髪岳は、自然環境保全地域になっています。
一度も伐採されたことがない所だそうです。自然林が残っています。
ゲートのある場所から登りました。この少し下にも登山口があります。
ここからも気持ちの良い登山道でした。

登山道 ヒメシャラ
登山道に、10センチぐらいのシモバシラが立っていました。驚き!!
樹木にネームプレートが付けてあります。ヒメシャラを一つだけ覚えてきました。



猪ノ子伏(いのこぶし)

ここまで約30分ぐらいで登って来ます。
『これより自然林の中を約2キロ、楽な行程になります』
と書いてありますが・・・・・・・。
汗をかきます。落ち葉と残雪の上を歩いてきました。
水の守り神 ぶな ぶなの大木が、群生しています。
登山口の看板・・・・ブナ林は、わが国におけるほぼ南限に近く、
『伐られたことがない』と言われる樹木林が残り、すぐれた林相を呈しています。

三池神社 樹氷? 霧氷?

登山道 市房山
三池神社を過ぎたころから、枯れ木に樹氷が咲いています。
時間が少し?かなり?遅かったで〜す。もう、お昼です。
太陽に照らされた樹氷が、頭の上に降り注いできました。



白髪岳山頂

山頂は、思ったより広く、展望も良く効きました。
先の台風かな?・・山頂の樹木が倒れています。

山頂から、市房山、韓国岳、高千穂峰、
が良く見えました。市房山の山頂は真っ白でした。
    登山道  樹氷が枝から落ちてきます。登山道に、落ちてきた樹氷が光っています。
    白い雪の上に、ガラスの破片が光っているようでした。画像:見えるかな?  

山頂から 韓国岳方面 韓国岳の左に高千穂峰
ポカポカ陽気の中、360度の風景をおかずに、食事を楽しみました。
ガイドブックには、樹木で展望はイマイチと書いてありましたが、360度の大展望でした。
山頂の樹木は倒れています。台風かな〜??

下山道 倒壊したブナの木
山頂で1時間ほど、食事休憩をしている間にすっかり、樹氷は溶けていました。
『伐られたことのない白髪岳』も、多くの樹木が倒れていました。
山頂から、1時間20分ほどで、登山口まで下りてきました。

白髪岳・・・・自然が沢山残っている山でした。
野の花の咲く頃、また登ってみたいと思いました。いい山でした。

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