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日本超古代史(ペトログラフの謎)
◆ 第6話 竹内文書とサンカ(幻の漂泊民)
古史古伝と言われている書物の中で、有名なのが竹内文書です。
神代文字で書かれた書物です。
偽書の烙印を、偉い学者先生に押され、トンデモナイ本と言われています。

なにしろ、日本には文字が なかったのですから、
文字のない時代に書かれた書物は、全て偽書です・・・・・?

そこで、三角 寛を思い出します。
三角 寛(みすみ かん)のサンカ(幻の漂泊民)研究です。
(三角 寛の博士論文で有名です)

サンカ民族とは、戦前(1950年前後)までは、
日本のアチコチで生活していたと言われる漂泊民族のことです。

五木寛之氏が、サンカを題材にした『風の王国』を書いていますが、
この小説の中のサンカ民族は、
三角 寛のサンカ研究とは、チョット違うように感じました。

三角 寛のサンカ研究によると、
熊本の旧矢部町にもこのサンカ民族が、確かにいたそうです。
サンカは文字を持っていません。口伝による文化の伝承です。

三角 寛のサンカ民族の研究で、
文字を持たない漂泊の民(サンカ民族)が、有名になりました。
私は、サンカ民族の研究が、
益々日本の神代文字の否定に繋がっているのでは、ないかと思っています。

戦前まで文字を持たない『漂泊の民サンカ』が、この日本に現実に居たのですから。
古代日本民族が文字を持っていないとしても、なんの不思議も ありません。

だから、神代文字で書かれた古史古伝は、偽書で しょうか?
『トンデモナイ本』でしょうか?
712年に書かれた『古事記』、720年の『日本書紀』の前に、
日本に書物はなかったのでしょうか?

唯一、 聖徳太子が書いた『天皇記・国記』は認められています。
この『天皇記・国記』は、645年の大化の改新の事件の際に、焼失したことになっています。

話が くどくどと 長くなりましたね。
トンデモナイ本の代表『竹内文書』のお話でしたね。

この本は、一口で言いますと
全世界の文化・文明の発祥地は日本である、と書いてある本です。
日本の天皇が、
『天の浮き船』と言われる空を飛ぶ乗り物(空飛ぶ円盤?)で、世界を巡幸していた。
と 書いてあります。

前回お話したキリストもモーゼも、日本の天皇の下に留学した、と書いてあります。
ピラミッドの発祥地も日本です。と 書いてあります。

その証拠に、モーゼに与えた十戒の原本(原石)も、日本に残っています。
人工的なピラミッドの山も、日本に存在します。
まだまだ いろいろと 書いてあります。

竹内文書はこんな本ですから、当然信仰の対象になり、戦前に当局の思想封じに合いました。
その時、貴重な書物、その他もろもろ当局に没収されました。
没収されたまま先の戦争時に、米国の東京大空襲で焼失したことになっています。

こんな 話 面白いですか? まだまだ 続きますが・・・・・

竹内文書に 絞って お話したが いいですね。アチコチ話が飛びますね。
右手のひとさし指が疲れてきました。
なにしろ他の指は 見ているだけですから・・・

じゃ また 今度・・【つづく】

【ホームページに戻ります】 【第7話に進みます】