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阿蘇・御竃門山から阿蘇・烏帽子岳への周回登山
 阿蘇の山野草は法律で保護されています。盗掘者は逮捕されます。 

【山行日】2008年4月4日 単独
【コース】御竃門山登山口→御竃門山頂→烏帽子岳山頂→草千里→御竃門山登山口
【時間】登山口から御竃門山頂まで約30分。山頂から烏帽子岳山頂まで約1時間30分。
山頂から登山口まで約1時間。休憩含むでした。

御竃門山(おかまどやま)アソキスミレが咲き出したようです。
早速見て来ました。昨年は足を怪我していました。
2年前に初めて歩いた御竃門山の山行記(5/9:緑の草原)はこちらです。←クリック。

登山口は、阿蘇登山道吉田線火の山トンネルの手前にあります。
プレートが無く、分かりにくいですが、数台は置ける駐車場付きです。
野焼きの後に、まずふきのとうが咲くようです。
そして、アソキスミレ、ミツバツチグリが咲くようです。オキナグサも。

御竃門山(おかまどやま)の山頂から烏帽子岳の縦走路は面白いコースでした。
登山道が2箇所崩れていましたが・・・歩いてきました。

この縦走路は、あまり歩かれていないようです。踏み跡がはっきりしません。
踏み跡の少ない登山道を歩くと開拓者の気分になります。いい雰囲気の縦走路です。
笹竹が生い茂ってきたら、登山道が見えなくなると思いました。
笹竹が枯れている今の時期が歩きやすいと思います。

烏帽子岳の山頂から阿蘇登山道吉田線に降りて、荒れた林道を歩き、登山口に戻りました。
烏帽子岳から草千里への登山道は、綺麗に整備されていました。
杵島岳の登山道は、味気ないコンクリートの道が山頂まで出来ていますが。
(石畳の登山道に変えようと、一人思っています)

さて、登山口まで、約800mの火の山トンネルを一人で歩くのは少々勇気がいりました。
車が猛スピードでトンネルの中を走っています。その中を一人で歩いています。
危ないと思われたのか、熊本果房の方が親切に乗りませんか?と声をかけてくれました。
親切にしていただくと、嬉しいですね。分かってはいますが、なかなか出来ません。

では、野焼きの後に、咲き出すアソキスミレ観賞登山画像レポートです。
南阿蘇村から見た御竃門山 御竃門山(南阿蘇村から)
野焼きがされた御竃門山が真っ黒になっています。山頂はとんがっています。
登山口には、数台の駐車スペースがあります。火の山トンネルの50mほど手前です。

登山口 御竃山の山頂(登山道から)
木製の柵に御竃門山登山口のプレートが付けて有ります。
登山口から山頂まで約30分ぐらいです。稜線を登って行きます。

烏帽子岳の山頂と縦走路(分岐点から) 御竃門山の山頂(分岐点から)
白い水槽?が置いてある分岐点にたどり着きます。
左方向に烏帽子山が見えます。正面は阿蘇噴火口方面(高岳・中岳)です。
右方向が御竃門山の山頂です。

阿蘇の噴火口方面(山頂から) 南阿蘇村方面(山頂から)
御竃門山頂からの風景です。阿蘇の噴煙、根子岳の天狗峰も見えます。
南外輪山の先に、九州脊梁山地、祖母傾山系、九重山群がかすんで見えました。

阿蘇・烏帽子岳(山頂から) 阿蘇烏帽子岳(登山道から)
とんがった狭い山頂に三角点があります。熊本県の山は、山頂プレートが少ないです。
さぁ〜、今から狭い尾根伝いに、阿蘇烏帽子岳を目指して縦走路を歩きます。
ここから、一旦下に下りてまた登り上げるようです。山頂までのコース(登山道)を良く見極めます。



   登山道(縦走路)を振り返ります。
   縦走路を振り返るときは感動物です。
   トンガリの山頂からここまで歩いてきました。
登山道
目の前に岩場があります。ここでしばし休憩です。
エベレストで命を落としたジョージ・マロリーを思い出しました。
一説によると、ジョージ・マロリーはエベレストの山頂は踏めなかったようです。
山頂直下にある岩場を越えることが出来なかったんじゃないか〜?と言うことです。

私の目の前にある岩場が、マロリーの岩場に見えました。
・・・・右に廻り込んで登ります。ここは、登山道が崩壊していました。
ロープが付けてありましたが、登り上げてから目に入りました。

        岩場の前でしばし休憩です。360度の風景を満喫します。車を置いた登山口も見えます。
        一番の感動は、今歩いてきた縦走路を眺める事です。達成感を感じるひと時です。

阿蘇高岳・中岳方面(登山道から) 烏帽子岳山頂プレート
登山道から眺める阿蘇山(中岳、高岳)です。縞模様の岩肌も噴火口の跡のようです。
烏帽子岳の山頂プレートも新しくなっていました。火の山トンネルは、御竃門山の下を通っていました。

草千里と杵島岳 下山道から
画像正面の杵島岳を初めて歩いたときは、がっかりしました。
コンクリート道がいつ切れるか、いつ切れるかと思いながら登りました。
とうとう、切れませんでした。山頂までコンクリートの道でした。

下山道 火の山トンネル
電柱に沿って下って行きます。登山口までの近道です。
トンネルは約800mあります。一人で歩きます。
伊豆の踊り子の主人公の気分など全く味わえません。
車に引かれはしないか?車とトンネル壁の間でペチャンコになりはしないか?
映画の中で、腰から下を車と立木に挟まれて、しばらく女の人が生きています。
成仏できない霊が声をかけてこないか?まだまだ、恐い事が沢山頭に浮かんできました。【おわり】

登山道で出会った野の花
アソキスミレ オキナグサ
ミツバツチグリ すみれ
アセビ ふきのとうの群生

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