[ホーム]

白岩山・向坂山のヤマシャクヤク

【山行日】2008年5月17日・単独
【コース】カシバル峠(ごぼう畑登山口)→杉越(分岐点)→白岩山→水呑の頭分岐→水呑の頭→
→石楠花群生地→同じ登山道を杉越(分岐点)まで引き返す→向坂山→スキー場→登山口
【時間】登山口発(10時)→杉越着(10時40分)→白岩山着(11時)→水呑の頭着(11時50分)→
石楠花群生地→杉越発(13時20分)→向坂山着(13時50分)→スキー場着(14時20分)→
登山口着(14時40分)。休憩、食事時間全て含みます。約4時間40分山の中でした。

『がんちゃんなら単独で、大崩山に登れるよ』と、ちかししゃんから電話が入りました。
そうです、ちかししゃんは同級生です。私のHPを見てくれる唯一の同級生です。
大崩山をあきらめるな!登れよ!との電話でした。
ちかししゃんは、大崩山にも登り、花の名峰:白山にも登り、先日は白岩山の山開きに参加したそうです。

山開きのあった白岩山は、石灰岩峰で独特の植物の群落がある山だそうです。
ヤマシャクヤクが咲きだす頃で、熊本から道路も良く、近いよとの電話でした。
夏の白岩山に、キレンゲショウマを見に行こうと思っていました。

今年の夏は、キレンゲショウマを見たいものです。白岩山に下見登山をする事にしました。
縦走路にある扇山の登山口の下見もしてきます。扇山も九州百名山の一座です。
百名山!!九州百名山に登ってみようかなぁ?と、少し色気が出てきました。
人生、何か目標を持たないとですね〜!あなたも九州百名山を目標に山歩きをしませんか?

私は、すぐ心変わりがしますが・・・・。では、九州百名山:白岩山の画像だけの山行記です。
画像だけと言いながら、色々書いてしまいました。登山道以外は立ち入らないようにしましょう!
霧立越登山口のゲート 五ヶ瀬ハイランドスキー場
熊本市内から高森峠、馬見原、五ヶ瀬を通り、五ヶ瀬ハイランドスキー場をめざして走ります。
265号線を道なりに走ると、五ヶ瀬ハイランドスキー場の大きな案内看板があります。
スキー場の案内看板から、もみじ坂、アカマツ坂、カシバル坂と名前の付いた坂道を走ります。
スキー場までは快適なアスファルト道路です。スキー場から、砂利道の林道を登って行きます。

登山口(カシバル峠・ごぼう畑登山口) 登山口(登山道が整備してあります)
登山口は満車でした。ここから少し登った所に車を停め、ここの登山口から登りました。
登山道が整備されています。チップを利用した登山道のようです。足に優しい登山道でした。

登山道から、はみ出さないようにしましょう〜!の登山道ですね〜!
登山道から、はみ出して歩きましょうの登山道もあります。
その登山道が世界の阿蘇に!!しかも、ご丁寧に山頂まで!

コンクリートの登山道・・それはそれで良し。と言う人もいます。そんなもんかと思っていました。
この頃は、良くはないと思います。その証拠にコンクリートの両端には、立派な踏み後があります。

登山道(新緑とミツバツツジ) 登山道(新緑とミツバツツジ)
新緑の登山道です。新緑の中のミツバツツジが綺麗でした。
ここの登山道は、紅葉も樹氷も綺麗でしょうね〜!
樹木にネームプレートが付けてありますが、樹木はサッパリ分かりません。

杉越(分岐点)のプレート 新緑の登山道
新緑の中を快適に登って行くと、【杉越】分岐点に着きます。杉越分岐点は広い広場です。
ここにユニークな登山届箱がありました。霧立峠関所の文字と伝説の絵(漫画)が書いてあります。
この登山道は、西南戦争に敗れた西郷隆盛が歩いた道だそうです。(登山届箱より)
NHK篤姫を見ましょう〜!篤姫、西郷隆盛、大久保利通が活躍しますよ!

登山道にネットがしてあります ネットの先のプレート(画像をクリック拡大)
登山道にネットがしてあります。鹿の被害と人間の被害を防ぐ為でしょう〜か?
宮崎県指定の天然記念物(遺存植物)の群落があるそうです。
ここのネットを開け、元のように閉じます。山頂は目の前でした。

アホな中年登山者(下山時撮影・午後1時) 白岩山の山頂
看板に、登山道以外は歩かないように!と書いてあります。その看板のすぐ横で違反者です。
アホな中年男がいます。堂々とネットの中に入ってヤマシャクヤクを撮影しています。
【登山道以外は歩いちゃダメですよ〜】と叫ぼうと思いましたが、顔を見ました。
顔写真だけ撮って、叫ぶのは止めました。顔に確信犯と書いてありましたから。
こんな人は、注意すると反対に怒ります。3人組のリーダーらしい人でした。
リーダーらしい人が情けないなぁ〜!ネットを張った人の心と苦労を考えましょう〜!

市房山方面(山頂から) 岩峰に咲くヤマシャクヤク
山頂は石灰岩の岩峰です。360度の大展望でした。
分け入っても 分け入っても 青い山 (種田山頭火)の世界です。
ここは石灰岩特有の植物の群落地だそうです。プレートに書いてあります。
登山道からはみ出さないように、山野草を意識して歩きましょう〜!!

水呑の頭の分岐点プレート シャクナゲ大群生地のプレート
白岩山の山頂から、扇山方面に歩きます。フラットの気持ちのいい新緑の登山道です。
水呑の頭の分岐点があります。水呑の頭・・山頂名です。
岩峰の白岩山より高くて、三角点もあります。白岩山には三角点がありません。

水呑の頭・山頂 水呑の頭:山頂プレート
山頂からそのまま道なりに進むと、九州最大のシャクナゲの群落地があります。
登山道の左手が群落地でした。10万本はあるかも〜?でした。

登山道のシャクナゲ 登山道の新緑
ドンドン道なりに進むと、登山道にもシャクナゲが咲いています。
少し遅かったようです。ピンクの大きな花が高い木に咲いています。
ここのシャクナゲの木は高木でした。登山道はどこまでも続いています。
途中から引き返しました。まだ、向坂山の山頂が待っています。

杉越分岐点からの登山道 向坂山の山頂
シャクナゲの群生地から引き返します。水呑の頭、白岩山、そして杉越分岐まで引き返します。
杉越分岐から、向坂山のピークを目指します。登山道は丸太の土留めがしてあります。
向坂山の山頂です。分岐点から30分ほどかかりました。

登山道(バイケイソウの群生) スキー場と向坂山
向坂山からスキー場に下りました。山頂から10分ほどで下りてきました。
途中、バイケイソウの大群落がありました。ここの登山道も丸太で土留めがしてありました。
スキー場から、車を置いたところまで約20分ぐらいと思います。
下山途中に、親切なご夫妻の車に乗っけてもらいました。ありがとうございました。【おわり】

ヤマシャクヤク ツルキンバイ
ナツトウダイ ワチガイソウ
ルイヨウボタン ユキザサのツボミ

【デジカメ山行記に戻る】 【ホームページ・トップに戻る】