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根子岳・縦走(大戸尾根〜ヤカタガウド)

【山行日】2008年10月27日 単独
【コース】大戸尾根登山口→東峰→天狗のコル→ヤカタガウド登山口
【時間】登山口〜東峰:約2時間、東峰〜天狗コル:約40分、天狗コル〜ヤカタガウド登山口:約1時間。
ヤカタガウド登山口〜日の尾峠:約30分、日の尾峠〜広域農道:約10分、広域農道歩き:約30分、でした。

根子岳を縦走してきました。単独で!
大戸尾根登山口から東峰に登ります。空には厚い雲です。
平日なのに、駐車場は満車です。紅葉登山の皆さんの車なんでしょうね〜?

下山者もおられます。諦められたのかなぁ?厚い雲は、とれそうにありませんから。
太陽が顔を出しているのと、隠れているのでは、感動が違います。
天気予報では、昼から晴れるそうです。しかし、灰色の厚い雲です。

登山口から2時間かけて山頂まで登ってきました。
登り一辺倒の登山道です。曇り空の下ですが、根子岳・南峰の紅葉は綺麗でした。
登山道を振り返ると、祖母傾山系は雲の中です。南外輪山も霞んでいました。

汗もかいていないのですが、山頂は風が強く、寒かったです。
汗をかいて、下着が濡れていると少しの風でも寒く感じます。このこと、知っていましたぁ〜?
セーターを着こんで太陽を待ちましたが、厚い雲が取れそうにありません。
太陽が顔を出すのを諦めて、曇り空の縦走路を歩きました。

その縦走路で、今年一番の嬉しい出来事がありました。
日本百名山を走破された4人の登山者の方と出会ったのです。
日本百名山・達成者の方と出会ったのは初めてでした。

オーラーを放っておられました。4人の登山家さんと感動の握手です。
出会っただけでなく、固い握手まで交わしました。(自慢)
そして、一緒に記念写真を撮っていただきました。(自慢)

では、単独・根子岳縦走の自慢の画像レポートです。
おまけに、大戸尾根登山口の案内を兼ねた画像レポートです。根子岳においで〜♪
265号線。ここを左折です。 左折すると、前方に根子岳が見えます。
では、根子岳においで〜♪の根子岳・大戸尾根登山口の案内&山行記です。
265号線を南阿蘇国民休暇村を目指して走ります。
南阿蘇国民休暇村、高森温泉館、の前を通り、箱石峠方面へ向かいます。
高森温泉館から、暫らく走ると、何の目印もない三叉路があります。(左↑)の画像です。
この三叉路を左折します。左折すると(右↑画像)、前方に根子岳が見えます。

登山口と書いた小さな看板があります。 ここが大戸尾根登山口です。
小さな交差点に、小さな登山口のプレートが建ててあります。
ユックリ走らないと、見落とします。小さな看板です。
右折し、少し走ると大戸尾根の登山口です。登山口に小さな駐車場が設けてあります。
牧場のゲートを開けて、元通りに閉めて登って行きます。必ずゲートを閉めます。
牛さんが逃げてしまいます。牧場のゲートなのです。

登山道(ここから自然林の登山道です) 南峰&天狗峰(登山道から)
ゲートを開けて、しっかり閉めて、コンクリートの牧道を進みます。
右手に登山届箱があります。名前を記入して、踏み跡を登って行きます。
人工林&自然林の登り一辺倒の滑りやすい登山道をユックリ登ります。
ゆっくり登ると、左手に紅葉した南峰、左前方に天狗峰が見えてきます。

登山道を振り返ります。 南峰です。(登山道から)
厚い雲はなかなか取れませんが、それなりに綺麗な紅葉です。
南峰の黄色い紅葉(黄葉)が色鮮やかでした。

天狗峰(登山道から) 天狗峰(東峰山頂から)
天狗峰は何時見ても威厳がありますね〜!錦色に覆われた天狗峰も魅力的です。
東峰山頂で暫らく、晴れてくるのを待ちましたが、雲が取れそうにありません。
曇り空の下、天狗のコルを目指して、縦走路を歩きました。

南峰(縦走路から) 天狗峰(縦走路から)
縦走路を歩き出したら、陽が射してきました。
縦走路の自然林の中を歩いています。展望はありません。
チョット慌てました。迂回路を滑って下りて、駆け足で迂回路を登りました。

展望のいい所まで駆け足でした。陽が射してくると、紅葉が一段と鮮やかな色になります。
展望場所で、紅葉をゆっくり鑑賞し、天狗のコルを目指します。

天狗峰(縦走路から) 東峰(天狗のコルから)
見晴らし新道(天狗のコルから) 地獄谷(天狗のコルから)
山口県からのお客様(縦走路の展望台にて) 日本百名山・達成された登山家の皆様
縦走路で道を聞かれました。【縦走路はここを巻いて行くのですね〜?】と。
【そうです。縦走路はこちらです。この上は展望台になっていますよ!何でも聞いてください】
【今日は根子岳28回目の登山です。】と鼻高々の私でした。

【gangeeさんですかぁ〜?根子岳のgangeeさんですかぁ〜?】
それから、握手攻めでした。私は有名人になっていました。
心は目の前の天狗峰のてっぺんの上を飛んでいました。

私の自慢話が、やっと終わると、全くの自然体でお話されました。
すると、にわかにオーラーが輝き出しました。神々しいお姿になられました。

【私達4人は、日本百名山を登ってきました。】
【気がついたら、九州百名山も70座を越えていましたよ!】
【よろしかったら、次回の山登りの際にでも召し上がってくださいね!】

私の自慢話のお礼に、沢山のお菓子を頂きました。
今年一番の嬉しい出来事でした。
百名山達成登山家さんたちとの記念写真です。メールで送って頂きました。

下山道にて めがね岩(下山道にて)
下山道(ヤカタガウド) 下山道を振り返ります(ヤカタガウド)
ヤカタガウドの紅葉は始まったばかりのようでした。
ヤカタガウドに自転車を置いていました。大戸尾根登山口まで自転車で戻ります。
お地蔵さんのある三叉路まではノーブレーキで、日の尾峠までは自転車を押して。

日の尾峠から広域農道までは、ノンストップ、ノーブレーキで矢のように下ります。
広域農道に出ると、全く自転車が漕げません。想定外の出来事でした。
らく〜に、鼻歌まじりで登山口まで戻れると思っていましたが・・・・。
ゆるやかな登り坂が漕げないのです。立ち漕ぎしたら立ったままです。進みません。

道路脇に自転車を停めて、歩いて大戸尾根登山口まで戻りました。
阿蘇山のあの登り坂を自転車で登っている人は、特別な人なのです。
熊本市から阿蘇の噴火口まで自転車を漕いで登る知人がいます。
知人は特別な人でした。オーラーはありませんが。【おわり】

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