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阿蘇山(中岳・高岳・高岳東峰)

【日時】2006年10月9日  【単独

【コース】色見登山口→行儀松→砂千里ヶ浜→中岳→高岳→高岳東峰(往復)

【時間】登山口発10時→高岳山頂着14時(途中休憩食事を含む)→
高岳東峰発14時50分→登山口着17時30分でした。
高岳東峰から登山口まで、約20分前後のロスタイムがあります。
丸山に登っていました。(笑い)

阿蘇山の砂千里ヶ浜を歩いてみたいと思いました。
阿蘇の草千里は、雑誌等でも良く紹介されています。知名度は全国区です。
しかし、阿蘇の砂千里と聞いても、ピンと来ません。
そのピンと来ない砂千里ヶ浜を歩いてきました。

阿蘇の火口西展望所から、砂千里ヶ浜を歩く登山道があります。
この登山道を百名山の深田久弥氏が、歩いたそうです。
私は、高森町の色見登山口から、阿蘇・高岳に登ります。初めてのコースです。

色見から農道があります。登山口の管理小屋まで舗装されていました。
管理小屋に2〜3台分の駐車スペースがありました。登山届箱はありません。
駐車場には、1台も停まっていません。このコースを登る人は、少ないようです。
個人的には、いいコースだと思いました。阿蘇・高岳登山の行儀松コースと言うそうです。

仙酔尾根(通称バカ尾根)コースも日影が全くありませんが、このコースも同じく日影がありません。
飲み物は、お茶だけ持参しました。失敗でした。氷水も持参するべきでした。
秋の陽射しは、まだまだ強く、ドンドン汗をかきました。
生ぬるいお茶では、身体が冷えません。氷水が欲しいと思いました。

阿蘇の噴煙は、出ていませんでしたが、盛んに放送が流れていました。
『火口周辺には、有毒ガスが流れています』
『火口見物を済まされた方は、速やかに下山してください』
と、何度も放送があっていました。数十年前に、ガスによる死亡事故が起こっています。

火口に湯だまりができていて、噴煙が揚がらないのですね。ニュースで言っていました。
今日は、祭日でもあり草千里の駐車場は満車でした。
火口駐車場には、車の長い列ができていました。
そんな光景が、山頂から良く見えました。
では、日本百名山の一座・阿蘇山(中岳・高岳)の画像レポートです。
案内看板←クリック拡大 管理小屋駐車場
赤い線は、今回歩いたコースです。
個人的には、いいコースだと思いました。今、南阿蘇ブームです。
南阿蘇からの阿蘇登山コースを整備すれば、大勢の登山者がくると思うのですが・・・・。

画像の管理小屋まで舗装されています。ここから先は、未舗装でした。
zattlanzaさんのワゴン車を無償でもらいました。
世の中太っ腹の人がいます。まだ、8万キロほどしか走っていません。
まだ、新車同然です。しかも禁煙車でした。これで、車中泊が出来ます。

登山道から 丸山
駐車場から少し歩くと、正面に根子岳が見えてきました。右手には、丸山が見えます。
下山時に近道と思いドンドン下りました。砂防ダムを越え人工林に入りました。
丸山への登山道のようでした。往復20分ほど、ロスをしました。

登山道から 倶利伽羅谷コースの分岐点
草深い登山道です。中岳の稜線が見えてきます。
倶利伽羅谷コースとの分岐点です。倶利伽羅谷コースの踏み跡は見えませんでした。
登山道にはアキノキリンソウが咲き乱れています。リンドウも満開でした。



左画像の場所から、
谷に降りてまた登ります。
大変なヤブコギの登山道でした。
登山道から
ここから、正面の尾根に登れるようですが、登山道が見えませんでした。。
ここから、谷に下りてススキで覆い隠された登山道を、ヤブコギしながら進みます。
右画像までの登山道はヤブコギが大変でした。下山時には、正面の尾根を強引に下りました。
登山道は、はっきりしていませんが、目標が見えます。目標に向けて強引に下山しました。
真似しないがいいです。

砂千里ヶ浜 砂千里ヶ浜
背の高いススキのヤブコギが終ると、手が加わえられた登山道にでます。
溶岩を固めた登山道です。ここを登ると正面に砂千里ヶ浜が見えてきました。
西火口の駐車場には、車が渋滞していました。大勢の観光客でした。西火口から木道があります。
砂千里ヶ浜には、足跡一つありませんでした。ここを歩いてきました。歩いていいのかな?



登山道を振り返ります。←クリック拡大
砂千里ヶ浜の左上に登山道が見えました。
砂千里ヶ浜は、歩いちゃダメなのかな?
足跡一つ無い砂の上を歩いてきました。
登山道
ガレ場の登山道には、ペンキで矢印(→)が書かれていました。
矢印に沿って頂上を目指します。

登山道 登山道
歩いてきた登山道を振り返ります。かなり登ってきました。
かの深田久弥氏もここを、歩いたのでしょうか?
ガレ場を登ると稜線に出ます。正面が中岳山頂です。
尾根の左手は噴火口、右手には高岳山頂、根子岳が見えます。

噴火口←クリック拡大画像 中岳山頂
登山道からの眺望です。烏帽子岳、杵島岳、往生岳、遠方に鞍岳が見えます。
噴火口を上から覗くと、迫力があります。まるで月の表面のようです。
火口駐車場は車の渋滞でした。生憎、噴煙は上がっていませんでした。
ニュースによると湯だまりが、出来ているようです。
時々水蒸気が上がっていたのは、ガスですね。放送が納得できました。

登山道 高岳山頂
高岳山頂からの下山者。茨城県からの登山ツアーの方達でした。
高岳山頂から、大鍋(噴火口跡)の先に天狗の舞台が見えます。
これから、高岳東峰の天狗の舞台まで歩きます。

登山道 登山道
大鍋(噴火口跡)の縁に沿って登山道があります。フラットの歩きやすい登山道です。
左下方に仙酔峡が展望できます。仙酔尾根(通称バカ尾根)です。登山者の姿が見えます。

天狗の舞台 寅が峰・鷲ヶ峰
高岳東峰の天狗の舞台です。この近くに約5万本のミヤマキリシマが自生しているそうです。
九州の谷川岳と言われている『寅が峰・鷲ヶ峰』です。山頂にプレートが付いたようです。

根子岳 中岳の岩壁
高岳東峰から根子岳を眺望します。双眼鏡でも覗きましたが、紅葉の気配は見えませんでした。
下山時に撮った画像です。中岳の岩壁です。火山特有の赤土の壁と登山道でした。

下山道 下山道から
下山時は、ここを強引に下山しました。下山地点が見えています。
崩れやすいガレ場でした。下山道も(ガレ場登山道)、登ってきた方も(ヤブコギ登山道)大変でした。
右画像は、登山道から見た高森町と南外輪山です。

画像には、写っていませんが、精栄山は急勾配の山ですね。
遠くから見て、改めてそう思いました。あの急斜面を20分前後で登るんですね。
南外輪山を見ていると、俵山から精栄山までの縦走も出来そうな感じがします。
南外輪山をユックリ眺めながら無事下山してきました。
途中、丸山に登りそうになりましたが・・・。(笑い)

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