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雪の雲仙・普賢岳 (九州百名山)

【山行日】2011年1月27日(木)   【同行者】ななこさん、gangeeの二人

【コース】仁田峠登山口→妙見岳→国見岳→普賢岳→あざみ谷→仁田峠登山口 (周回)

【時間】仁田峠登山口発:9時10分→妙見岳着:9時50分→国見岳着:10時30分→普賢岳着:11時15分→
→あざみ谷着:11時55分→仁田峠登山口着:12時10分 (3時間の雪山歩きでした。)

樹氷を見に雲仙・普賢岳に登ってきました。
仁田峠登山口からロープウェー山上駅を目指して登りましたが、樹氷は全く見えません。
高度を上げると、パラパラと枝の先っぽに申し訳なさそうに付いています。

融けてしまっているようです。土日曜日に、また寒波が来るようです。
しゃない、寒波の後、また出直そうと思って登っていました。
ロープウェー山上駅を過ぎ、妙見岳神社を過ぎた頃から、目の前に樹氷のトンネルが現れました。
来週、また来なくても良くなりました。(笑い)
雪の登山道&ロープウェー山上駅 雪の登山道
展望は抜群ですが・・・・樹氷は・・・・? 雪は残っていますが・・・・樹氷は・・・・。
この地点では、来週また来ようと思っていました。(笑い)

樹氷の登山道 樹氷の登山道
『雲仙岳の樹氷を見に、熊本から来ました。全世界に雲仙の素晴らしさを宣伝します。』
と、妙見岳神社にお願いしました。ところがどうでしょう・・・・・。
妙見岳神社を過ぎた頃から、にわかに、樹氷のトンネルでした。(笑い)

国見岳へ登山道 国見岳へ登山道
妙見岳山頂の5mほど手前の登山道が崩壊していました。進入禁止のプレートが立てられています。
私一人なら妙見岳の山頂を踏んだんですが・・・。滑落して死んでいたかも・・・(笑い)
ななこさんの的確な指示と、立看板には従いましょう!
国見岳をめざして、急登の登山道を登ります。妙見岳、平成新山が間近に見えています。

登山道 国見岳の山頂
山頂間近の樹氷のトンネルを抜けると、国見岳の狭い山頂に飛び出します。
狭い山頂ですが、展望は抜群です。平成新山、妙見岳、360度のパノラマです。

登山道&妙見岳 登山道
国見岳山頂から、国見岳分岐点まで引き返します。登山道を上から眺めると、樹氷がびっしりですね。

普賢岳へ登山道 普賢岳へ登山道
普賢岳分岐点(もみじ茶屋分岐)から、普賢岳をめざします。普賢岳は、平成新山の特別展望台です。
もみじ茶屋分岐から、普賢岳山頂まで樹氷のトンネルでした。すごい〜!

登山道 普賢岳神社&平成新山
山頂直下の普賢岳神社、ここの樹氷が最高に綺麗でした。
樹氷並木の先に、噴煙をあげている平成新山が中央に見えます。
樹氷並木と平成新山を見に行きましょう〜! 感動する風景です。

平成新山 普賢岳山頂&平成新山
普賢岳山頂に、お二人登山者が居られました。お二人さんとも、私達と逆コースを登って来られていました。
逆コースの普賢岳→国見岳→妙見岳が楽ちんかも〜?ロープウェー沿いに登るのはしんどいですね。

あざみ谷へ登山道 あざみ谷へ登山道
普賢岳山頂から、分岐点に戻り、あざみ谷に下りて行きます。
薊谷(あざみ谷)、もみじ茶屋、おしゃれなネーミングですね。

あざみ谷 仁田峠登山口
初めて雲仙岳に登ったとき、薊谷が読めませんでした。薊谷(あざみだに)と読みます。
おしゃれでロマンチックな名前が付いていますが、広場でした。(笑い)
あざみ谷から雪の残る平坦な登山道を歩くと、あっと言う間に仁田峠の登山口でした。
わずか3時間ほどでしたが、満足、満足の雪山歩きでした。【おわり】

蛇足:有明海で発生した霧が雲仙・普賢岳に吹きつけられ、そのまま氷結したのが霧氷だそうです。
霧氷は透明で、太陽にキラキラ輝き、風が吹くと、ぶつかり合って音を立てるそうです。
霧氷 夏樹静子、著:(P28)で、霧氷と樹氷の違いをタクシー運転手が話しています。

雲仙・普賢岳の霧氷を見るには、風と霧が出て、しかも気温が下がった日に即登らないと
霧氷は見られないと、小説の中でタクシードライバーが話しています。
樹氷は五木寛之:著です。(笑い) 雨氷はgangee:著です。(うそ)

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