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霧立越・縦走 (向坂山・白岩山・水呑の頭・扇山)

【山行日】2011年10月7日  【同行者】坂口さん、ななこさん、gangeeの三人

【コース】ごぼう畑登山口→ 霧立越分岐(杉越)→ 向坂山→ スキー場展望→ 
→ 霧立越分岐→ 白岩山→ 水呑の頭分岐→ 水呑の頭山頂→ 水呑の頭分岐→
→ 扇山小屋→ 扇山→ 扇山小屋→ 新松木登山口

【時間】ごぼう畑登山口発:8時5分→霧立越分岐着:8時20分→向坂山着:8時45分→
→スキー場展望:8時55分→霧立越分岐→白岩山の山頂着:10時→水呑の頭分岐着:10時20分→
→水呑の頭山頂着:10時25分→水呑の頭分岐発:10時35分→扇山の小屋着:13時15分→ 
→扇山の山頂着:13時45分→扇山小屋→新松木登山口着:14時50分

【現地看板の距離】ごぼう畑〜扇山山小屋:8900m。 杉越〜向坂山:1800m(往復)。
水呑の頭:268m(往復)。 扇山山小屋〜扇山頂:1200m(往復)。 
扇山山小屋〜新松木登山口:1700m。 合計13864m。

新松木登山口で、坂口さんと待ち合わせです。
私が登山口に着いた時、坂口さんは、既に出来上がっていました。(笑い)
祇園山(九州百名山)と揺岳の二座に登ってきたと言われていました。

登山口で、簡単な夕食を済ませ、午後7時には車中泊の人となりました。
満天の星を期待したのですが、生憎、曇り空でした。

翌朝、午前4時過ぎに目覚め、暗闇の中お湯を沸かし、熱い珈琲とパンの朝食です。
空には、相変わらず薄い雲がかかり、気持ちばかりの星屑がきらめいています。

私の車を登山口にデポし、ごぼう畑登山口を目指して、午前6時過ぎに出発です。
新松木登山口からごぼう畑登山口まで、2時間弱はかかります。
五ヶ瀬ハイランドスキー場に、ななこさんが待っている予定です。

三人で、霧立越の四座(向坂山、白岩山、水呑の頭、扇山)を縦走します。

サムネイル画像(画像クリックで拡大します) 新松木登山口の駐車場から
熊本市国府の自宅から、2時間で椎葉の市街地(鶴富屋敷)に着ました。
ここから、新松木登山口まで、クネクネ林道を登りあげるのに30分ほどかかりました。

新松木登山口には、広い〜広い〜駐車場が準備されています。
扇山の山開きの時は、この広い駐車場が満車になるんでしょうね?

ごぼう畑登山口 木製チップを敷き詰めた登山道
五ヶ瀬ハイランドスキー場に、ななこさんが待っていました。
スキー場に、8時に待ち合わせの約束でしたが、8時過ぎには登山開始でした。(笑い)

チップを敷き詰めた登山道ですが、ストックの先でキズだらけになり、荒れていますね。
稀少植物の保護ネットも登山口から取り付けてあります。

霧立越分岐点(杉越) モミジの紅葉(登山道から)
西郷隆盛さんも歩いた霧立越です。
ここから、今日の一座目・向坂山の山頂を目指します。山頂まで900mとプレートにあります。
ポツンポツンと紅葉した樹木が目に入りました。

向坂山の山頂 五ヶ瀬ハイランドスキー場
向坂山は、九州脊梁山地トレイルランの通過地点です。
山頂から、トレイルランのコース小川岳、三方山、を探しますが、分かりません。(笑い)
トレイルランのコースは分かりません。分かる五ヶ瀬スキー場を眺めてきました。

白岩山の山頂 イワギク
向坂山で休憩をとり、霧立越(杉越)まで戻り、白岩山を目指します。
快適な登山道が続きます。イワギク、タンナトリカブトが満開でした。
先日登った時、あれだけ咲いていた他の野の花は終わっていました。
花の命は、本当にハカナイですね。墓無い、良く言ったものです。

苔の登山道 水呑の頭分岐
白岩山を後にし、扇山の山小屋をめざします。途中に、水呑の頭への分岐点があります。
分岐点から134mです。三角点があり、シャクナゲの群生地がある山です。
水呑の頭を通過し、そのまま歩くと木浦山まで行くようです??

水呑の頭山頂 登山道
水呑の頭の山頂を踏み、また分岐点まで戻ります。
ここの分岐点から、扇山の山小屋まで6900mとプレートにあります。
縦走路はドンドン下って行きます。登り返しが気になります。

シコクママコナ(マクロ撮影) 登山道のプレート(マクロ撮影)
登山道に、シコクママコナが群生していました。
6900mのプレートを最後に、次のプレートがなかなかありません。
縦走路は緩やかな下りのままです。

やっとプレートがありました。霧立越・馬つなぎ場のプレートです。
扇山の山小屋まで3900mの文字です。約1時間で3000mも山道を歩いていました。

プレート探しに、全神経を集中しました。歩いた距離を知りたいですよね!
シコクママコナ撮影後は、全てマクロ撮影のままでした。(笑い)背景がボケています。

食事休憩(マクロ) 登山道(マクロ)
順調に、歩いています。山道を1時間に3キロです。(ほとんど下り坂でした)
展望のいい場所で、昼食と思いましたが、ズート自然林の中です。
12時ジャストに、広めの登山道で昼食としました。

扇山の山小屋(マクロ) 山小屋の中(マクロ)
トイレの完備された扇山の山小屋です。
中は綺麗でした。九州一綺麗な山小屋と小さなプレートがありました。納得です。

扇山の山頂へ600m(マクロ) 石灰岩の登山道(マクロ)
山小屋から、扇山の山頂まで600mのプレートです。
800m、2分3秒の私は10分と思いました。15分登って、山頂らしき場所がありました。
下から『そこが山頂ですか〜?』と私。
『山頂まで、あと5分のプレートがありま〜す』の答えがもどってきました。
800mを2分3秒の私は、600mが20分かかりました。(笑い)

扇山の山頂(マクロ) 新松木登山口
山頂に登りあげると、展望が開けます。360度の大パノラマです。
しかし、山の名前が全く分かりません。九重連山、阿蘇五岳も見えるそうですが分かりません。
分かったのは、扇山の山頂周辺はシャクナゲの群生地と言う事だけでした。

山頂をマクロセットのまま撮り、山小屋に引き返しました。
下りは、早い早い、山小屋を過ぎ、あっという間に、新松木登山口でした。
扇山〜内ノ八重登山口のコースも面白いそうです。また何時の日か!【おわり】

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