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京丈山登山
(熊本県)
九州脊梁山地
京丈山登山
標高・・1473m
京丈山の山頂プレート
【日時】2006年4月16日・単独
【コース】ワナバ谷コース(ワナバ谷登山口→京丈山頂の往復)
【時間】登山口発(9時30分)→山頂着(12時30分)→山頂発(14時)→登山口着(15時20分)
4月16日・朝方は曇りだが昼からは晴れるとの予報だった。京丈山に登ることにした。
ワナバ谷から登る事にした。柏川登山口は、林道が荒れているので普通車では無理だと思った。
ワナバ谷の登山口には、5〜6台の駐車スペースがあった。既に数台の車が停まっていた。
3人組の登山者の方が、準備を済まされ登られる寸前だった。
私も大急ぎで準備を済ませ、すぐ登山を開始した。9時30分だ。

『お世話になります。よろしくお願いします』と今回 初めて山に向かって声を 出して挨拶をした。
感謝の気持ちを込めて山に入った。声に出すべきだな!と思った。
登山道には色んな花が咲いていた。初めて見る花に魅了され、なかなか前に進まない。
3人組の登山者の方と、前になり後ろになり山頂をめざした。
山頂には、12時30分に着いた。山頂まで3時間かかっていた。

山頂で3人組の方と 又 一緒になり、1時間30分ほど、食事をしながらいろいろ話し込んだ。
3人さんとも、日本アルプスをはじめ、九州の山は総なめにされていた。
北アルプスの槍ヶ岳・穂高登山、大崩山をはじめとする山歩きの話は面白く、
時間が経つのも忘れてしまっていた。
もう少し、話を聞きたかったが、雁俣山に登るために山頂をあとにした。
雁俣山には、既にカタクリの花が咲いているようだ。カタクリの花を見たい。

京丈山のカタクリは、まだ葉ッパだけだった。ぜひともカタクリの花を見たい。
勿論、下山時には、チリ一つ残していないか確認をした。
下山中に、久留米山岳会のパーティーに追いついた。
登る途中に、登山道の崩壊箇所が一箇所あった。
久留米山岳会の人達が、新しく丸太を設置されて崩壊箇所を直されていたのだ。
直された登山道を感謝して歩かせてもらい、先に行かせてもらった。

登山口まで1時間20分で下りてきた。
靴を履き替え、車で、雁俣山の登山口を目指した。
雁俣山の登山口のドライブインまでは、数分で着いた。
雁俣山には、数株のカタクリの花が咲いていた。感動よりも憂鬱になった。
京丈山で女性登山者と出会った。ここ、雁俣山でもその女性登山者と出会った。

『あれ〜♪またお会いしましたね。咲いていましたか?』
『3株ほど見ました。ロープの中に入って写真を撮られています』
『それは、やかましく言わなくては?注意しましたか?』
『見てはいないんです。踏み跡があるのです』
の会話の後に カタクリの花を見つけた。

見事な踏み跡のそばに 一株のカタクリの花が咲いてた。
初めて見たカタクリの花だった。感動よりも興醒めした。
ロープの中に、足で踏み固めた見事な撮影場所が作ってあった。私は憂鬱になった。

近くを探すと、ロープの側に、しかも登り斜面にカタクリの花が咲いてる。
ワザワザ下り斜面のロープの中に、入らなくてもいいのではないか?
おまけに、たぶん一人の足跡のように見えたが、堂々とロープの中の下り斜面を歩いている。
他に誰かが見ていたのか?ばつが悪いのか?登り返した足跡は無い様に見えた。
随分下まで降りて遠回りして、引き返したのだろう?悪いとは思っているのだ。

花崗岩の山:京丈山の山歩き写真レポートを記録として残します。自然を大切に!
駐車場:既に数台の車が停まっていました。 登山口:ここから、しばらく狭い登山道が続きます。

登山道:壊れそうで、オッカナビックリで渡りました。 登山道:3人組の登山者の方です。

登山道
登山道
ここが最後の水場かな?と思いました。違っていました。もう少し上の方にありました。
花崗岩の登山道です。真っ白です。見ごたえ充分でした。

登山道 最後の水場のプレート
しばらく沢伝いに花崗岩の登山道を歩きます。 沢伝いの登山道もここで終わりです。

登山道 登山道(倒木の下を潜ります)
自然林の中を歩きます。ブナ、ナラ、ヒメシャラ、の大木が目立ちます。
巨大な倒木の下をくぐり貫けて行きます。背よりも高い笹竹?を懸命にヤブコギして進みました。
30分ぐらいは、笹竹のヤブコギが必要でした。

カタクリの群生地(登山道から) 登山道(下山中の登山者)
登山道にカタクリが沢山あります。登山道にある為に、踏みつけられたカタクリがありました。
カタクリの葉を知らないと、見えなくて踏んでしまいます。沢山のカタクリの葉ッパだけが、ありました。
登山道にもあります。カタクリの葉っぱを、知らないと踏みつけます。
カタクリの花は知っていても葉ッパには、なかなか気が付きません。

山頂 山頂からの風景
山頂には、山の神が祭られていました。山頂はそんなに広くありません。
単独登山者の若い男性と少し話し込みました。熊本市内の方でした。
柏川登山口から登られたとの事でした。登山道が大変だったようです。
山頂から、阿蘇山方面だけが展望できます。画像右方向が祖母山系です。
霞んでいて、展望はあまりありませんでした。

山頂の倒木 カタクリの葉
樹木が根こそぎ倒れています。台風による被害でしょうか?
登山道のアチコチに、このような光景がありました。カタクリの葉です。まだ一枚の葉でした。
2枚の葉の間から、10cm前後の有名なカタクリの花が咲きます。
今から、雁俣山にカタクリの花を見に登ります。【おわり】

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