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阿蘇 根子岳登山(ヤカタガウド)

【日時】2005年11月4日・単独
【コース】ヤカタガウド登山口→天狗コル(往復)
【時間】登り約1時間30分。下り約1時間ぐらいでした。

11月1日の大戸尾根コースに続けて、初めてヤカタガウドコースを登ってきました。
登山口からすぐ道に迷い、山の中を2時間近くもウロウロしていました。
崖で降りられませんでした。こんな崖をどうやって登ったのだろうと思います。
道が消えたのにganと煙は、何とかで上へ上へ・・・
引き返そうと思ったときは、登り過ぎていました。
わずかにあった踏み跡(誰か登った形跡)は、北九州のSさんのものでした。

Sさんは道がなく引き返せず、そのままヤブコギで日の尾峠まで登ったそうです。
道のない山の中を登り過ぎてから、引き返すのは大変です。
自分の足跡も見えません。崖を登っていますので、引き返すのも全部崖です。
引き返そうと思っても、こんな崖をどうやって登ったのだろうと思うだけです。
降りれません。こんな崖を降りたら滑落します。死にます。運がよければ大怪我です。

途中の崖の上で、途方にくれました。前進も後退も出来ません。
大声を出せば、工事現場まで声が届くかも知れません。
何と叫べばいいのでしょうか?助けてくれ〜!かな?
みっともないですね。笑われますね。決死の覚悟で崖を降りました。

登山口まで降りて、登りなおしました。天狗のコルで出会った人と、道に迷った話をしました。
その方が言われるには、『分かりにくいので、以前は登山届箱の所に案内図があった』との事です。
今日は、その案内図が見当たりませんでした。迷い込んだ道は、昔の西峰コースだったようです。
【西峰コースは、踏み跡も消え登山道は無くなっています】・・私の見方。

天狗コルから下山後、迷った所(直進した所)に北九州のSさんと、枯れ枝を積みました。
では、初めて登ったヤカタガウドコースの根子岳紅葉登山画像レポートです。
最後まで見てくださいね。きっと、あなたも山が好きになりますよ。
車道終点の紅葉 登山口
車道終点で砂防ダムの工事があっていました。ここまで車が入ります。
工事現場から見る紅葉のみごとさに圧倒されます。
現場のおばちゃん。『夕方、陽が当たる時がいいよ!』
ここの駐車場スペースは4台分ぐらいでした。下の方に広い?駐車場がありました。
工事中の為、登山道が少し変更してあったようです。右画像は登山道の入り口です。
今から登ります。踏み跡が しっかりついています。かなりの登山者が歩いていますね。

最上部の砂防ダム ガレ場の登山道
一番上の砂防ダムです。登山届箱のある所からハッキリした踏み後があります。
ここ(画像)の木の間を下のガレ場に下りて、砂防ダムを超えて天狗コルへと登ります。
私は ここを下りないで、ハッキリした踏み跡を直進しました。
山に登りました。途中で道が消えます。しかし、まだ登りました。得意のヤブごぎです。

ここ(写真)から往復2時間のロスでした。アホですね・・・。
2時間後に、どうにかここまで舞い戻り、改めて下のガレ場に下りました。
そして、ガレ場の登山道(右画像)を登りました。
後は天狗のコルまで、黄色のペンキが道案内をしてくれます。もう迷う事は有りません。
画像の枯れ枝(○印)は、北九州のSさんが後の人の為に積み上げました。
かなりの人が直進しています。直進の踏跡があまりにもハツキリしていました。

紅葉のトンネル(登山道) 紅葉
一番上の砂防ダムを超えてガレ場を歩きます。紅葉のトンネルでした。登り直して正解でした。
疲れは一気に吹き飛びました。紅葉のトンネルの中の人物がSさんです。
この右画像は道を間違えた山の方からの画像です。ここから、なかなか下に降りれません。全部崖です。
しかも、登った私の踏み跡も見つかりません。かなり苦労して登山口まで引き返しました。
登山口の近くに下(ガレ場)に降りるトラロープが有りました。
しかし、直進の踏み跡があまりにもハッキリしていました。山のど素人は間違えます。

登山道 登山道(谷間を登って行きます)
UPしている登山道は殆んど振り返った画像です。天狗コルまでズート登りです。
下りは全くありません。このガレ場がヤカタガウドの登山道です。谷間の登山道です。
すごい紅葉のトンネルです。ガレ場ですので踏み跡はありません。黄色のペンキが案内してくれます。

登山道を振り返ります。 登山道を振り返ります。
砂防ダムを超えるとガレ場が続きます。紅葉した谷間を登って行きます。
紅葉のトンネルが続きます。両側から真っ赤なモミジが登山者を出迎えてくれます。

登山道を振り返ります 登山道を振り返ります
見上げた紅葉よりも振り返った紅葉が綺麗に見えます。
ガレ場を登り、高度を上げるごとに、風景が素晴らしくなってきます。
少し登っては振り返り、少し登っては振り返りです。なかなか前に(上)に進みせん。

登山道の風景 登山道の風景 登山道の風景 登山道の風景
この風景も山に登らないと見れません。画像の数倍の雄大さと美しさです。
初めて見る山の紅葉です。感動しましたね。
画像(右端)の登山者は、私が下山する時に登ってこられていたご夫婦です。
『4〜5日前にも来ました』『今年の紅葉は格別です』と 言われていました。

ローソク岩と阿蘇谷(登山道から) めがね岩(穴が3個)
もう少し登ると高岳の麓の仏舎利塔も見えてきます。登山道からの風景です。

登山道から 登山道から
大戸尾根の登山道と一味も二味も違った魅力です。大戸尾根の登山道も感動の連続ですよ。
すごい紅葉です。何しろ初めて見る風景です。天狗峰から見た地獄谷も素晴らしいです。

樹林帯の紅葉 登山道からの風景
ガレ場の登山道から自然林の登山道に入ります。踏み跡もシッカリついています。
天狗峰のコルまで迷う事はありません。登山道ははっきりしています。
自然林の登山道は、紅葉した樹木によって視界が遮られ展望はありません。
山頂近くからまた雄大な風景が見えてきます。右画像は西峰方面の風景です。

ヤカタガウド(天狗のコルから) 見晴らし新道の尾根(天狗のコルから)
天狗峰のコルからの展望です。登ってきたヤカタガウドです。めがね岩も見えます。
左上に仙酔峡の仏舎利塔も見えます。右画像は見晴らし新道の尾根です。
この尾根は一般の登山者は立入禁止になっているようです。崩壊が激しく事故も起こっています。

地獄谷(天狗のコルから) 大戸尾根(天狗のコルから)
天狗峰コルから地獄谷を覗き込みます。地獄谷もみごとな紅葉です。
高所恐怖症の方は覗いた途端に気を失います。右画像は大戸尾根の紅葉です。
11月1日からまた一段と綺麗に見えます。わずか3日後に、これだけ紅葉が進みます。

 メールで頂いた画像です。見晴らし新道からの風景です。 
天狗峰(見晴らし新道から) 見晴らし新道からの風景
阿蘇市在住の知人Uさんから頂いた見晴らし新道から見た天狗峰です。
現在見晴らし新道は、一般の登山者の方は立ち入り禁止になっているようです。
見晴らし新道は、死亡事故が起っています。この貴重な写真で楽しんでくださいね。
大戸尾根方面から見た天狗峰と随分違いますね。なかなか見れない貴重な写真です。
ナナカマドの赤も鮮やかですね。Uさん、画像を有難うございました。

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