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天主山登山
(九州脊梁山地)
天主山
標高・・1494m
ヤマシャクヤク
【日時】2006年5月20日・単独
【コース】
鮎の瀬新道 登山口→天主の舞台→天主山 (ピストン)
【時間】登山口発:11時40分→天主の舞台着:13時→天主山の山頂着:14時10分
【下山】天主山の山頂発:15時→登山口着:16時20分

昼から晴れの天気予報だった。しかし、分厚い雲が空を覆っている。
晴れそうにもない。天主山に、ヤマシャクヤクと ヒゴイカリソウを見に行きたいのだが。
6時過ぎに起きて二の足を踏んでいる。昨夜、登山口までのルートは完璧に調べた。
無駄にしたくない。2〜3日すると忘れてしまう。分厚い雲は、取れそうにないが行くことにした。
天気予報を再度確認して9時30分過ぎに家を出た。

甲佐町の霊台橋を過ぎた頃から、霧雨に変わってきた。道路も濡れている。
登山口の下見に終る可能性が出てきた。恨めしい空模様だ。

鮎の瀬大橋を渡り、林道に入った。途中”夫婦岩の大しめ縄”を見学して登山口に向かった。
林道は、昨夜の雨でデコボコになっていた。水溜りがアチコチに出来ている。
車の底を打たないように慎重に運転してやっと登山口に着いた。
自宅から、登山口まで2時間近くもかかった。”鮎の瀬大橋””夫婦岩”を見学していた。

登山口には数台の車が停まっていた。登山者がいるのだ。
登る事にした。準備を済ませ、すぐ歩き始めた。いきなりロープがある。
ロープで身体を引きあげる。下調べ以上の急勾配だった。
急勾配の登山道が天主の舞台まで続いた。
天主の舞台から、少し下っていたがまた急勾配が続いた。

急勾配はしんどいが、新緑の登山道は感動的だった。
これだけの自然林の登山道がまだ残っている。
大木、老木、が山頂まであった。新緑の登山道。自然林の登山道。
展望は全く無い。しかし、実に気持ちのいい登山道だった。

山頂に着いた頃に陽が射してきた。お目当てのヤマシャクヤクの群生は想像以上だった。
ヒゴイカリソウは見えなかった。かなり注意して歩いたのだが探せなかった。
少し残念だったが仕方がない。新緑の登山道を充分楽しめた山歩きだった。
鮎の瀬大橋 大しめ縄(夫婦岩)
曇り空です。分厚い雲が垂れ込めています。看板には日本一のしめ縄と書いてありました。
林道 登山口
新緑が綺麗でした。ウツギ、ガクウツギの白い花が満開でした。
石灰岩の白い林道が少しありました。登山口に数台の駐車スペースがあります。
5〜6台停まっていました。道路脇に停めて登ります。
登山口 登山道
登山口からいきなりロープです。雨の後で、滑り易く登りも下りも歩き辛かった。
大木、老木、みごとな樹木でした。山頂近くまで大木、老木がありました。
登山道 天主の舞台・1194m
新緑の登山道でした。少し展望が開けます。天主の舞台です。
天主山 登山道
天主山の山頂にはガスが掛かっていました。大きな樹木でした。
モミの木、ブナの木、シャラの木。などなど。新緑が綺麗です。
登山道 登山道
石灰岩の登山道です。下山者です。山頂近くはヤマシャクヤクの群生地です。
登山道 ヤマシャクヤクの群生
ロープが張ってありました。山芍薬の保護地区です。山頂近くは山芍薬の群生でした。
ヤマシャクヤク ヤマシャクヤク
山頂広場 ヤマシャクヤク
山頂はわずかな広さでした。山頂近くまでロープで保護されています。
山頂から少し椎矢峠方面に歩きました。ここにも群生地がありました。
九州脊梁の峰々 脊梁山地の棚田
帰り道に林道からの眺望です。霞の中から、太陽の光が差し込んできます。

★ 登山道で出会った野の花たち ★
ガクウツギ ニシキウツギ ウツギ
ニリンソウ ユキザサ コウゾリナ
ヤマゴボウ ヤマウツボ カノコソウ
カキドオシ ナツトウダイ 黄色のキノコ

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