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根子岳・西峰登山・断念! | ||
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【日時】2006年11月16日・単独 【予定コース】鍋の平キャンプ場→西峰→日の尾峠登山口→鍋の平キャンプ場 【時間】鍋の平登山口発11時→断念下山・鍋の平登山口着15時。 |
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Webサイトの情報で、鍋の平キャンプ場から根子岳西峰への登山道があることを知りました。 早速、登る事にしました。西峰の山頂を踏んで、日の尾峠登山口に降りる予定です。 日の尾峠から鍋の平キャンプ場までは、コンクリートの林道です。 しかも、全て下り坂です。歩くと40分ほどかかります。自転車を持って行くことにしました。 また、本峰は急傾斜の険しい登山道のようです。 山頂からの下りは特に険しそうです。用心の為、ロープを持参する事にしました。 自転車の空気も入れ、準備万端です。成功を確信して自宅を出ました。 自転車を日の尾峠にデポして、鍋の平キャンプ場の登山口から登ります。 登山口が、チョット判りませんでしたが、有刺鉄線を2箇所潜り、ヤブコギで進みました。 自然林に入ると、赤いテープがつけてありました。 1、2番目のテープは判りましたが、3番目のテープがなかなか見つかりません。 見つけた時は、かなり登山道から離れていました。 踏み跡がはっきりしていません。あまり歩かれていない登山道のようです。 しばらくすると、大きな岩?石?が登山道のど真ん中にありました。 ここでしばらく休憩です。登山道を振り返ると、眼下に鍋の平キャンプ場が見えます。 南外輪山、九州脊梁山地、祖母山系、阿蘇高岳と南郷谷方面が一望に見えます。 大岩からさらに登ります。右手に、先日登った南峰が見えてきました。 天狗峰も見えてきました。第1のピークは、眼の前です。 早くピークに立ちたいと、気持ちがせきます。 その時でした。ビシッツと言う音と共に、左足のフクラハギをムチで殴られたような痛みが走りました。 木の枝が弾いたと思いました。弾かれた所が、赤くなっていると思いすぐ裸足になりました。 フクラハギはどうもありません。次は、アキレス腱が切れたのかと思いました。 アキレス腱もどうもありません。この時は、あの音と痛みは何だったのか判りませんでした。 また、登山靴を履き登ろうとしました。左足を着いたとたん、頭のてっぺんまで激痛が走りました。 歩けません。さて、困りました。どうしましょう? 携帯電話のアンテナは3本立っています。通じます。お茶を飲み、みかんを食べて考えました。 嘘をつきました。何も考えていませんでした。まだ登ろうと思っていました。 アホですね。歩けないのに登ろうと思うんですから・・。気持ちを落ち着け、下山することにしました。 ヤブコギの箇所は、2本の手と尻スキーで下ります。 自然林の中は、赤ちゃんハイハイで下山です。 立ち上がって、左足を地面につけると、激痛が身体全体を走ります。 立てません。山中の下り坂です。片足のケンケン飛びも出来ません。 枯れ枝を一本拾い、ストックと合わせて2本で身体を支えますが、上手く下山できません。 何度も携帯電話を取り出します。高森警察署の電話番号は、載せています。 一時間も登っていないのに、下山は3時間もかかっていました。 日の尾峠にデポした自転車は、迷ったあげく取りに行きました。 自転車を車に積み込む時、左足を地面につけます。激痛が頭のとっぺんに抜けました。 帰宅後、近くの整骨院で治療を受けました。 右足でしたら、車も運転できません。怪我は左足でした。不幸中の幸いでした。 左足がつけられず、整骨院で借りた松葉杖で帰りました。しばらく山とも、さよならです。 |
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南阿蘇からの阿蘇山 | 根子岳 | |
ここから見る阿蘇五岳は、いいですね。この頃、中岳の噴煙が全く見えません。 高森町鍋の平キャンプ場に行く途中に見える根子岳です。 |
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鍋の平キャンプ場 | 登山口?私はここから登りました。 | |
正面の山が先日登った南峰です。左の方が今から登る西峰です。 登山口をかなり探しましたが、結局ここ(右画像)から登りました。 電柱の左の柵沿いに登りました。有刺鉄線を2箇所潜りました。 |
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登山道 | 登山道から | |
有刺鉄線沿いに登ります。正面が目指す西峰です。紅葉がまだまだ、綺麗でした。 柵の最後の方で2度目の有刺鉄線の柵を潜りました。 柵を潜ると、自然林の登山道になります。赤いテープが付いていました。 |
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登山道 | 登山道 | |
要所要所に赤いテープがつけてありました。しかし、判りにくい登山道です。 所々踏み跡がバラバラについていました。赤い布テープ(赤いリボン)が、大変助かりました。 |
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登山道から | 登山道から | |
登山道から振り返ります。眼下に登山口が見えます。南外輪山、その向こうは、九州脊梁山地です。 左手には、阿蘇中岳、高岳、が見えてきました。この稜線も先日歩きました。 色見からの登山道です。かなり急斜面ですね。ここを歩きました。(自慢) |
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登山道から | 登山道から | |
左手に阿蘇高岳です。手前(右)が高岳東峰、左のピークが高岳山頂です。 登山道を振り返ります。ススキのヤブコギでした。このススキの中が登山道です。 |
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登山道から | 登山道から | |
前方にピークが見えてきました。右のピークから左のピークへと歩くようです。 ススキの中の登山道が続きます。高岳と同じ高さぐらいまで登ってきました。 |
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登山道から 南峰、天狗峰が樹木の間から見えてきました。 |
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登山道を振り返ります。登山道のど真ん中に大岩?大石?があります。 しばし、ここで休憩しました。南郷谷の風景は素晴らしいです。 南外輪山が俵山から精栄山まで見えます。俵山→精栄山の縦走を必ずやります。いつか! |
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登山道 | 登山道 | |
この岩(岩盤)を登ると1番目のピークです。あと一息で天狗峰が見えてきます。 この岩盤を登りあげた時でした。『ビシッツ』と言う大きな音がしたのは。 あとは、赤ちゃんハイハイで下山しました。あまり痛いので、 ザックから氷水を出し、タオルで冷やしました。 西峰本峰を登る為に、ロープも準備していたんですが・・・。残念! |
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根子岳西峰の岩峰(右のピークの手前でアウト) | 下山後(鍋の平キャンプ場から) | |
下山したら安心したせいか、フクラハギの痛みがひどくなりました。 足を地面につけられなくなりました。無理して、日の尾峠まで自転車の回収に行きました。 やはり、自転車を車に乗せる時に、激痛がはしりました。 右画像は、左から西峰、天狗峰、南峰です。ここから見ると南峰が良く判ります。 今日の山歩きは、少し、やばかったです。みなさん、ストレッチは充分に!! 怪我をせずにそのまま登っていたら、西峰本峰から滑落していたかもです。 足の怪我をした為に、滑落しないで済んだのかもしれません。怪我をして良かったのかもです。 |
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根子岳西峰の山頂プレート 2006年12月1日・・nanri さんより。 西峰の山頂プレート近くには、ロープが、 付いていたそうです。 しかし、危険な事には、変わりありません。 雪の根子岳西峰は、特に危険です。 充分、ご注意ください。 根子岳西峰の山頂プレート画像を、 nanri さんから 頂きましたので追加UPしました。 (2006年12月1日 記 by gangee) |
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※ 根子岳・西峰 リベンジ登山 ←クリックです。 | ||
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