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九重・星生新道

【日時】2007年5月28日 単独
【コース】大曲登山口→星生新道→星生山→星生崎→久住分かれ→スガ守小屋→大曲登山口
【時間】登山口発:8時→星生山着:10時→星生崎発:11時40分→スガ守小屋着:12時30分→登山口:13時40分

星生新道を初めて登ってきました。
大曲登山口から、山頂まで約2時間かかるそうです。倍の時間、4時間をみています。
早起きの練習をしていますから、今朝も5時に起きて6時前に自宅を出ました。
大曲登山口には8時前に着きました。8時には登山口を出発します。
山頂まで4時間の予定です。計画通りの時間に出発です。

何しろ、ふくらはぎの筋肉を切ってから、6ヶ月ぶりの山歩きです。
一度筋肉を切ると、切れやすくなるそうです。ゆっくり歩きます。
爆弾を抱えているのと一緒です。怖々歩きます。

大曲登山口には数台の車が止まっていました。しかし、誰も星生新道の方には歩きません。
僕一人、星生新道に向かいます。登山口は、駐車場から少し牧の戸方面に引き返します。
登山口の手前に小さなスミレが咲いていました。
花丈は5cmもないスミレです。花など撮る時間は無いのですが撮ってしまいます。
小さい花を強調するために、スミレの横にライターを置きました。

すると、隣のスミレが私も綺麗よと話しかけてきます。
隣のスミレも撮ってやります。この時、横に置いたライターの事は忘れていました。
スミレの横に置いたままです。愛用のライターです。
このライターどうなるんでしょう?この話は後で。

くだらない話で、初めての星生新道レポートが終わりそうです。
あれ〜!もう終わりました。
書くことがないんですね!では、写真レポートです。
大曲登山口の駐車場(下山時撮影) 星生新道登山口
平日の8時前なのに、牧の戸もここも車で一杯です。久住山の人気はすごいです。
星生新道の登山口は、駐車場から少し牧の戸方面に引き返した所にあります。
登山口プレートも、なにもありません。赤いテープが1個あるだけです。
なんとなく、秘密の場所の雰囲気が漂っています。誰にも教えたくないコースみたいです。

登山道(しっかりした踏み跡です) 乳首岩(登山道から。ピンク色はミヤマキリシマ)
登山口から薄暗い潅木の中を数分登ると、目の前がパッと明るくなります。
あとは、山頂まで気持ちのいい登山道が続きます。
今まで歩いた九重の登山道の中で、1〜2位を争う気持ちのいい登山道です。
乳首岩まで、あっという間に着いてしまいました。30分チョットです。
乳首岩のとっぺんに登り、足を休めました。ここでタバコを一服。あれ〜、ライターが無い。です。



               乳首岩?
           てっぺんまで登れます。
僕の影、登山者、沓掛山
タバコは、吸いたくなるし、ライターはスミレさんにプレゼントしたし・・・・・。
沓掛山からの稜線は、大勢の登山者が列をなしているのに・・・・。
このコースは誰も登ってきません。星生新道は、僕だけの登山道のようです。
今日は禁煙しようと、決めかけたとき、お二人の登山者が見えました。

『すみませ〜ん、登山口でライターを見ませんでしたか?落としたようなんです?』
スミレさんにやったのに、落としたなどとウソを言います。
『見かけませんでしたが、予備のライターを持っています。1本差し上げますよ〜』
親切なお二人は、福岡県田川郡の方でした。ライターを頂き、美味いタバコを吸い足の痛みを忘れます。

痛みを、忘れたら思い出しました。petboyさんに探してもらおうと。
petboyさんは、今日、坊がつるでキャンプです。petboyさんに電話をします。
petboyさんは、まだお店でした。事情を話し、大曲登山口に着いたら電話をもらうようにしました。
結論:petさんが、見つけてくれました。ライターはpetboyさんと坊がつるでキャンプです。この話はおしまい。

登山道:前方に星生山 登山道を振り返ります。(乳首岩)
乳首岩からさらに登って行きます。まだ、随分距離があります。
この付近からの風景もいいです。九重山群が見渡せます。
生憎、黄砂でかすんでいましたが・・。いい風景が広がっています。
登山道から振り返った乳首岩は、僕の乳首そっくりでした。

大岩(登山道から) 登山道(大岩から振り返ります)
前方に大岩が見えてきました。大岩を巻くように登って行きます。
振り返ると、星生新道コースが手に取る様に見えます。
乳首岩に数名の登山者の姿も見えました。このコース、僕だけではありませんでした。

登山道(振り返ります) 登山道(星生山の尾根に登ってきます)
登山道を振り返ります。泉水山、三俣山、沓掛山、扇が鼻、湧蓋山が黄砂の中に見えます。
ユックリ歩いたんですが、2時間もかからなくて、星生山の稜線まで登ってきました。
少し大きめの石に赤いテープが巻いてあります。この赤いテープ、以前からあったんかなぁ?
気づきませんでしたね。稜線の赤いテープに。

登山道から(ここの尾根に出てきます) 星生山の山頂から三俣山を見ます
星生新道を登りつめた所は、肥前が城正面から、星生山に登ってきた所です。
山頂まで2時間で登ってきていました。まだ10時です。

登山道(正面が久住山) 登山道(振り返ります)
山頂から、星生崎まで歩きます。岩場の登山道です。
星生山の南斜面は、ミヤマキリシマで緑緑しています。
北斜面は、荒涼とした山肌です。右は天国、左は地獄の登山道を歩いて行きます。
ここの登山道で数名の登山者と出会いました。
今年のミヤマキリシマは、花芽が付いていない。もう花芽は付きそうにない。
と、教えてもらいました。僕は、今から花芽が沢山付いてくると思っていました。
花芽が付きそうにないいんですね。今年も期待できないかもですね。
2005年に、何度も何度も、九重山群に通うべきでしたね。反省!

久住山(星生崎からの眺め) 久住山と非難小屋(星生崎から)
ここで長〜い食事休憩を取りました。虫が沢山います。
少し下った風の強い場所で休憩です。風が強い場所には虫がいません。
平日の今日も、沢山の登山者が久住に登ってきています。
上から眺めているだけで、楽しいです。久住山頂にも大勢の登山者の姿が見えます。

久住分かれから下山します。 荒涼とした登山道を下山します。
2時間近く、おにぎりとメザシの食事を終え、足をマッサージします。
下山もまた、親切な田川郡のお二人と一緒になりました。

下山道(正面の山は三俣山) 下山道を振り返ります
荒涼とした登山道をスガ守小屋を目指してあるきます。
この近くで、大牟田の女性登山者の方としばらくお話しました。
勿論、僕のホームページを宣伝します。見てくれるかなぁ?
掲示板に書き込んでくれるかなぁ?

スガ守小屋へ スガ守小屋です。
北千里から、久住分かれを振り返り、また、大船山方面の猿岩(ゴジラ岩)を眺め、
岩場をスガ守小屋に向かいます。スガ守小屋には数名の登山者の方が休んでおられました。
今から、三俣山に登るそうです。
僕も登りたいのですが・・・・。足がもうアップアップです。
三俣山は、見上げるだけにして、下山しました。次回です。
ここで聞いたお話・・スガ守小屋の前から山頂まで、30年ほど前はピンク色だったそうです。
見たかったですね。ピンク色に染まる三俣山を・・・・・・。

三俣山のミヤマキリシマ ツクシドウダン
マイズルソウの群生 ミヤマキリシマの中に咲くイワカガミ
このマイズルソウの群生はミゴトです。
昨年も同じ場所で見ました。盗掘したらダ〜メ!逮捕されますよ。
でも、インターネットをしている人は、盗掘しませんよね〜。
インターネットをしない人だもんなぁ!犯罪者は・・・!【おしまい】

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