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根子岳・天狗峰をめざして・ロッククライミングの練習

【練習日】2008年9月28日 【メンバー】ヒロカッチャン、YOUさん、gangeeの三名
【場所】植木町・岩洞峯 植木カントリークラブの山
根子岳天狗峰のトップに立ちたいと思っています。
根子岳天狗峰の縦走をしたいなどと、大それたことは全く思っていません。
全く思っていませんが、根子岳・天狗峰のトップには立ちたいのです。
天狗峰のトップに立つ為には、ロッククライミングの技術が必要です。

長男修平の友人・ヒロカツチャンが、岩登りをやっています。
教えてもらいました。授業料は10数年前の野球部への差し入れです。(笑い)
部活への差し入れはしておくものです。授業料が只になります。(笑い)

天狗のコルから、5m前後の岩場を登れば、天狗峰のトップに立てます。
しかし、ロッククライミングが出来ないと、天狗峰のトップに立てません。
その為の練習です。練習場所は植木カントリーのクラブハウスの上にある岩場です。

では、この岩場の練習風景です。勉強になりますよ〜!どうかなぁ〜?
スタート地点(この岩場を登ります) ヒロカッチャンの岩登りお手本
クラブハウスの支配人に挨拶して、数分歩くと、岩場のスタート地点に着きます。
スタート地点まで、あまり踏まれていない登山道の雰囲気です。
まず、ヒロカッチャンが手と足で登ります。ロープも何もつけていません。
尾根歩きの登山道と大違いです。垂直の岩です。垂直の岩に手と足で挑戦です。
ロープを持って、YOUさんが確保します。 次に、YOUさんが挑戦します。
登る前に、ヒロカッチャンが、カナビラの使い方、8の字カナビラ?の使い方、
いろいろ、親切丁寧に教えてくれます。20%ぐらいしか分かりません。
ヒロカッチャンが英語で言います。フランス語は得意ですが、英語は分かりません。(笑い)

根子岳天狗峰に登る為の練習です。岩場を5〜6mも登る事が出来れば充分です。
根子岳天狗峰は、この岩場の5〜6mをクリアー出来ればトップに立てます。
5〜6mの高さのところにカナビラ?を取り付けてもらい2回ほど練習です。
YOUさんトップまで行っちゃいました。 トップに立ったYOUさん
私も5〜6m程を練習です。足が震えます。指先数センチ、つま先数センチで体重を支えるのです。
YUOさんは、早い早い、5〜6mのカナビラ地点から、トップまで登ってしまいました。
ヒロカッチャンもトップまで登り、カナビラ?を取り付け確保をします。

次は、懸垂下降の練習です。懸垂下降?ロープに命を預けロープで下りることでした。
懸垂下降は、最初の一歩が恐いです。身体を空中に放り出すのですから。
ザイルは付けているのですが、勇気が要ります。高度差のある下の岩場に飛び込む感じです。
私のヘッピリ腰スタイルです。 YOUさんと二人でバンザ〜イ!!
へっぴり腰スタイルは身体が固まってしまい、数分間このままです。動けないのです。
崖のある登山道で道に迷い、登りも下りも出来ない状態と同じです。
力尽きて、いつか滑落します。足が振るえ、硬直したままの状態で、ひらめきました。
ザイル(命綱)をつけています。次の手がかりまで、ジャンプすればいいのです。
足がかりまで、飛べばいいのです。失敗してもザイルがあります。

ザイル(命綱)を付けています。下でヒロカッチャンが確保しています。
何も心配ありません。悟りました。悟りを開いたあとは、スパイダーマンになっていました。

【ganさん、折角ですから、山頂まで行ってみますか?】と、ヒロカッチャン。【行けるだろうか?】と、私。
【ganさん、筋がいいです。行けますよ!】とは、ヒロカッチャン言いませんでしたね。(笑い)
3人で山頂を目指しました。岩洞峯の山頂です。岩登りの個所が2箇所あります。
ヒロカッチャンも登ってきます。 YOUさんは、上で確保。
三人で岩洞峯の山頂を目指すことにしました。
YOUさんが登り、私が登り、ラストにヒロカッチャンが登ってきます。
YOUさんが上で確保です。私は安全地帯で見学です。
目指せ山頂です。練習のつもりが、山頂登りになっていました。
山頂を目指すヒロカッチャン 続いてYOUさんも山頂へ
トップ、2番手、ラスト、それぞれの役割、確保の仕方、ロープの送り出し、いろいろ教えてくれます。
全く、頭に入りませんね〜!8の字カラビナの使い方も分かりません。
ロッククライミングは奥が深いです。尾根歩きの奥の深さとまた違います。

この岩場は、下の岩場と違っていました。こちらが難しかったです。
指先数センチ、足のつま先数センチの力で岩場を登ります。
私は左側の優しいコースを登りました。お二人は超難度の右側コースです。
   懸垂下降の準備をする山頂の二人   2ピッチ地点で懸垂下降の準備をする二人
山頂に立ち、私は安全な場所で風景を堪能していました。
二人は懸垂下降の準備です。三人の命がかかっています。確保の準備も大変そうです。
山頂から2ピッチで下りるそうです。良く分かりませんが、2回、支点を確保するのでしょうか?
2ピッチ地点から、下りるYOUさん 珍しい蝶
山頂から、懸垂下降で次の地点(2ピッチ地点)まで下ります。
山頂から2ピッチ地点までも、最初の一歩に勇気が要りますが後は恐くありません。

2ピッチ地点からスタート地点まで、また懸垂下降で下ります。
オーバーハングの場所を懸垂下降するそうです。足が宙に浮くそうです。
残念ながら、私は足が宙に浮きませんでした。足が長いのです。(笑い)
真っ直ぐ下りずに、足が確保できる場所を下りていたようです。

ヒロカッチャンの懸垂下降を見ようと思っていましたが、スタート地点に珍しい蝶がいました。
蝶の撮影が終わったとき、ヒロカッチャンは、もう下りてきていました。早い早い!

初めてのロッククライミングでした。練習のつもりが、山頂を踏んでしまいました。

次回のロッククライミングは、念願の根子岳天狗峰のトップです。
生きていたら、天狗峰のトップをアップします。【おわり】

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