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三俣山・北峰登山 (指山から三俣・北峰)

【山行日】2010年6月4日  【単独】

【コース】長者原登山口→指山観察路→指山→三俣・北峰→本峰→南峰→すがもり小屋→長者原登山口

【時間】長者原登山口発:7時40分(車で指山入り口まで)→指山入り口発:7時55分→指山分岐着:8時10分→
→指山山頂着:8時50分→危険看板着:9時5分→北峰着:10時15分→本峰着:11時→南峰着:11時10分→
→すがもり小屋着:12時→指山入り口着:13時20分。(休憩・食事休憩を含みます)

先日、数年ぶりに鞍岳(熊本県)に登りました。驚いたことに、新しい登山道が出来ていました。
踏み跡もはっきりしていました。わずか2〜3年で立派な登山道になっていました。
鞍岳の新しい登山道から考えると、
指山〜三俣北峰ルートの登山道も復活しているだろう〜?と思いますよね。

指山〜三俣北峰を登ったのは(2007年8月1日←クリック)でした。今から3年前です。
2005年7月の集中豪雨で登山道が流され、既に5年が経っています。
迂回路が出来あがり、完全復活しているものと思っていました。

結果は、迂回路は出来ていましたが、ベテランさん向きの登山道だと思いました。
北峰登り口には、まだ『危険につき立入禁止』の看板が立っていました。
登った感想は・・・『危険』の一言です。知人に薦めるコースではありませんね。

では、危険なコースの画像レポートです。危険なのにUPするなんて、あほ〜だなぁ〜!!
真似をしてはいけません。先日も阿蘇・鷲ヶ峰で死亡事故が起こっています。
このコースも落ちたら死亡事故につながるかも〜?と思いました。



       指山と三俣・北峰(下山道から)

   指山山頂から三俣・北峰へ登ってきました。
GPS画像です。クリックすると拡大します。
三俣山の5峰山頂のGPS画像はこちらです。←クリック。2008年8月3日にも5峰に登っていました。
指山のミヤマキリシマはほぼ満開状態でした。三俣山・大鍋のシャクナゲはまだまだ綺麗でした。
三俣北峰のベニサラサドウダン、ツクシドウダン、ヨウラクツツジ、コケモモは今からでした。
イワカガミは満開でしたが、お目当てのミヤマキリシマの見ごろは指山だけでした。

長者原登山口 指山観察路入り口
長者原登山口からすがもり越(すがもり小屋)方向に登ります。
指山観察路入り口の少し上に、4〜5台分の駐車スペースがあります。
今回は指山観察路入り口まで車を乗り入れました。

登山道 登山道(指山分岐点)
気持ちのいい新緑の登山道です。入り口から10分ほどで指山分岐点があります。
ここから指山山頂まで登り一辺倒の登山道です。新緑が綺麗です。

新緑の登山道 ○印はテープ・なんじゃこら!
気持ちのいい新緑の登山道ですが・・・・・。赤いテープが山頂まで無数に付けてあります。
山歩きのど素人さんの仕業ですね。私も最初の頃はテープが多いほど良いと思っていました。
今はテープは付けるものではない、と思っています。
テープを付けた人は責任をもって下山時に取り外しましょう!登山者のマナーです。
分岐点、道迷い箇所のテープは必要です。

登山道 北峰、本峰、西峰(登山道から)
山頂に近づくにつれ、登山道にミヤマキリシマが現れてきました。
新緑の登山道もいいですが、ミヤマキリシマの登山道もいいですね。
登山道から、今日の目的地・三俣北峰が見えてきました。

登山道を振り返ります 登山道から(○印は山頂プレート)
登山道を振り返ると、黒岩山、上泉水、下泉水、そして湧蓋山が見えています。
目の前には、三俣山が聳えています。左から北峰、本峰、西峰です。
南峰、W峰は本峰の南側です。ここからは見えません。

由布岳&平治岳(指山の山頂から) 三俣・北峰&本峰(登山道から)
指山山頂はミヤマキリシマのお花畑です。
お花畑から由布岳、平治岳、星生山、硫黄山、黒岩山、上下泉水、眼下に長者原が望めます。

立入禁止の看板(登山道) テープのない登山道
指山の山頂から、三俣北峰に向けてまず、下ります。そして登りあげます。
この登山道にはテープがありません。山度素人さんは危険コースには来ていませんね。
指山の沢山の赤いテープは山度素人さんと確信しました。

崩壊箇所 迂回路
危険看板からしばらく登り上げると、左手に土石流跡が見えてきます。
土石流跡に沿って高度を上げていきます。崩壊箇所の現場に着ます。
ここから、赤いテープが付けてあります。後は赤いテープに沿って登りあげます。
赤いテープも枯れた枝などに、樹木を痛めないように付けてあります。ベテランさんです。
赤いテープは、樹木を痛めないように考えて付けましょう!!

崩壊箇所の上部から 眼下に指山を見ます。
迂回路を登りあげると、崩壊箇所の真上に出てきます。
ここから、以前の登山道です。しっかりしています。
このコースの下山は危険ですね。下山には使用しない方が無難です。



   三俣山・北峰山頂から平治・大船方面

   平治岳が気持ちピンク色に見えました。

   今年のミヤマキリシマ開花は遅いです。
北峰山頂から本峰:鞍部に登山者
北峰山頂まで、危険看板から1時間以上もかかっていました。休憩ばかりです。
山頂から大展望をしばし楽しみました。北峰に登ってくるとき4人の中年女性パーテーに出会いました。
指山方面に下山されていました。たいしたもんだと思っていました。
ところが、引き返されて本峰に登られていました。間違えられたのでしょう?

本峰への登山道 本峰から北峰&由布岳
私は登りは全くダメですが、下りは早いです。先行する4人さんのパーテーに追いつきました。
『あれ〜!道を間違えられたのですか?どちらから登って来られました?』 
『指山に下りているようでした。長者原から雨ヶ池経由で登って来ました。九重は数回登っています』
これだけの会話でした。会話の中に、九重はベテランだ、のニュアンスがありましたので。(笑い)

本峰から九重山群 大船山&坊がつる&法華院温泉
久住分かれの上に、今日も阿蘇・根子岳が浮かんでいました。山の名前はこちら←クリック。
本峰から南峰に登り、三俣山の中腹を巻いてすがもり小屋に下山しました。
坊がつるには今日も10箇所以上のテントが張られていました。

北千里ヶ浜(登山道から) すがもり小屋(登山道から)
三俣山の中腹の登山道は北千里ヶ浜の上を歩きます。眼下にテントが一張りありました。
画像の○印は大学生の遭難現場、一張のテント、そしてすがもり小屋です。
昭和37年元旦に9人が遭難、7人が死亡した遭難現場です。
すがもり小屋は目と鼻の先ですが、霧に巻かれ遭難したそうです。

登山道 登山道
下山は硫黄山林道から登山道に入りました。新緑の黄葉?この登山道も新緑が綺麗でした。
三俣北峰登山道もイワカガミが満開でした。三俣大鍋にはシャクナゲが残っていました。
三俣北峰のヨウラクツツジ、ベニドウダン、ツクシドウダン、コケモモの多さにビックリでした。【おわり】

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