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読んだ本の記録 思い出すままに NO 1
2005.7.27 open produced by gangee in kumamoto
1 世界偉人伝
(勝 海舟)

小学校の教科書に「勝 海舟」が載っていた。
学校の図書館から初めて借りた本だ。
私は、乗り物に弱くて船に乗るとすぐ酔ってしまう。
船でよくアメリカまで行けるものだと感心した。
それだけを覚えている。
2 走れメロス 太宰 治
中学校の教科書に載っていた。
図書館から借りて読んだ。ハラハラドキドキ、
メロスの様な友達が欲しいと思い友達作りに励んだ。
メロスを読んで王様(リーダー)は、偉いと思っていたが
現実のリーダーは 自分勝手だ。
3 坊ちゃん 夏目漱石
教科書に載っていた。図書館から借りた。
笑った。本を読むのが面白いと思った。
その後、漱石の作品は全て読了した。
4 白いくも ハラー
教科書に載っていた。
従兄弟の家に世界ノンフィクション全集があり
その中に、「白いくも」があった。
読んでて身がすくんだ。山岳小説の面白さを知った本だ。
5 中一コース
中二コース
中三コース
月刊雑誌
付録に推理物・SF物 の小雑誌が付いていた。
SF小説に のめり込んだ。
SFマガジン(月刊雑誌)が 発行され、ますますSFの世界にはまり込んだ。
6 創元SF文庫
創元推理文庫
文庫本
E ・R バローズとウエルズに ハマった。
火星シリーズ・金星シリーズ・地底世界シリーズは全て読んだ。
火星シリーズは@〜C位までが一冊になってまた書店に置いてある。
ウエルズは 今読んでも面白い。
ウエルズはおそらく未来人だったにちがいない。
江戸川乱歩を読んだのも この頃だ。後年、乱歩の全集を購入したが、
この頃読んだのとは 内容が違っていた。
少年向けの本だったのだ。
7 コバルトブック ペーパー
バック本

恋に憧れるロマンチックな中高生が 読んでた単行本。
読みましたよ。富島 健夫さんとかが プラトニックラブを書いていました。
富島さんは 今 と 大違いです。
8 次郎物語
@〜D
下村湖人
TVドラマであっていました。
ドラマの続きが知りたくて 文庫本で読みました。
映画にもなっていますが、やはり原作を読んだ方 が数倍面白いです。
9 さぶ 山本周五郎
1年間の浪人生活:読書三昧でした。
昼間寝て 夜起きての本読み。
活字中毒時代でした。さぶを読んでまた感動しました。
この頃読んだ本は、覚えています。
感動物が多かったんでしょう。
10 車輪の下 ヘッセ
外国文学を初めて読んだ本です。
実家に全集がありましたが文庫本で読みました。
外国文学も面白いと思ったのが「車輪の下」でした。
11 塩狩峠 三浦 綾子
朝日新聞の1000万円当選小説『氷点』 泣けましたね。
続氷点も読みました。氷点ほどの感動はなかったなあ。
塩狩峠 これは 泣けます。(今 読んだら泣けるかどうか?)
12 青年は荒野
をめざす
五木 寛之
『蒼ざめた馬をみよ』 で直木賞を取り 甘いマスクでデビューした 五木さん。
石原 慎太郎と同年代であり 当時は超人気作家でした。
出版される本は たちまちベストセラーでした。
購入しました。全集まで買いました。
13 風にふかれて 五木 寛之
五木 寛之 初のエッセイ本です。
数多くのエッセイを 書かれていますが当時 ピカイチのエッセイ でした。
エッセイを読むようになったのも この本がきっかけ です。
今 読み返すと 当時ほどの感動を受けない。
14 どくとるマンボウ
青春記
北 杜夫
五木 寛之 ・北 杜夫 ・遠藤 周作 ・曽根 綾子 ・山崎 豊子 ・
本が 良く売れていました。
マンボウシリーズで 初めて読んだのが 『青春記』でした。
それから 『航海記』へと あともどり 〜 楡家の人々・白きたおやかな峰
と 突き進みました。
15 わたしが・
棄てた・女
遠藤 周作
ぐうたらシリーズ・人間学・交遊録・愛情学・は
当時好きだった女性が 読んでいると 言うので 読んでみました。
『わたしが・棄てた・女』 泣けましたね。
それから しばらく狐狸庵先生 オンリーでした
16 ムツゴロウの
青春記
畑 正憲
マンボウ・狐狸庵・ムツゴロウ・と 面白かったです。
若い時 読んだから 面白かったんでしょうか?
今 売れている『世界の中心で〜』・『天国の本屋』と
は 一味違った青春物でした。
17 白い巨塔 山崎 豊子
故 田宮 次郎 主演で映画に なりました。
先日まで唐沢 俊雄?の財前五郎でTVドラマがヒットしていました。
映画を観てから 本を読みました。
田宮財前五郎が 本の中でも 生き生きと 描かれています。
山崎 豊子は この本から 読み出しました。
華麗なる一族・不毛地帯・二つの祖国・そして 沈まぬ太陽・
今また 新作が連載されています。
今、TVでも 山崎作品がドラマ化されています。(涼子主演で)
30数年前の小説です。
18 点と線 松本 清張
推理小説は 松本清張でした。カッパブック で読みました。
先日『砂の器』がTVドラマで あってました。
あのTVドラマ(砂の器)は作らないほうが良かった。
作品のイメージを壊してしまった。
TVの影響で『点と線』を読み返しました。
流石に古い作品です。
警察の連絡方法は 電報です。
時代の流れを感じました。
19 新幹線殺人
事件
森村 誠一
松本 清張 が出てきたら 森村 誠一 を思い出す
江戸川乱歩賞を貰い デビューした。
新幹線がまだ新大阪と東京を走っていた頃だった。
超高層ホテル殺人事件・東京空港(成田)殺人事件・
と東京にまだ 憧れていた頃に読んだ。
証明シリーズが映画化される前のことだった。
森村 誠一は短編が面白い。最近の時代物は 面白くない。
20 価格破壊 城山三郎
この本で 城山三郎 を知った。
スーパーダイエーの中内社長がモデルだった。
この本に凄い衝撃を受けた。
正確な年代は覚えていないが、昭和44〜45年頃だ。
まだ世間はスーパーを産業として 認めていない頃だった。
この本もカッパブックスで読んだ。
後年、中内 功氏をモデルにした本がかなりでたが
この本ほどの衝撃は受けなかった。
経済小説は その時代に読むのが一番だ。

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