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感動した映画 その1
 ◆ ゴースト/ ニューヨークの幻 ・・・1990年 (米国)
 デミ・ムーア (主題歌は アンチェンド・メロデー)

 トップにもってきたのは、先日 T Vで放映していたからです。
 他に理由はありません。熊本でも数ヶ月間のロングランでした。

 全く、興味はありませんでしたが、 あまりにも長期間の上映でした。
 チョット気になって、映画館に入りました。
 当時は今のように入れ替えもなかったので、続けて2回も見てしまいました。
 まだ見ていない人は見ませんか?感動すること請け合いです。

 見た後に、話題になっている事を知りました。
 デミ・ムーアは、この作品でアカデミー賞の助演女優賞をとりました。
 主題歌のアンチェンドメロデーは、大ヒットしました。
 この曲を聴くたびに、この映画の全場面を思い出します。

 ◆ コールド・マウンテン・・・2003年 (米国)
 ニコール・キッドマン

 ゴールド・オブ・ザ・リング (王の帰還)を見に行った日に、2館目の映画館で見ました。
 期待していなかったのですが、久し振りに、感動しました。
 ニコール・キッドマンの演技も良かったですが、ストーリーが感動的でした。
 女性の力強さをまざまざと、見せつけられました。
 女性の方が、男よりも生き抜く力がある。そう思いました。

 CG満載の(王の帰還)より、ずーと感動的でした。
 田舎(コールド・マウンティン)の風景も、見ごたえがありました。

 しばらくは、心に残る映画となりました。なにより、ニコール・キッドマンが美人です。
 挿入されていた音楽も良かったです。
 この映画を観て映画は、いいなあと改めて思いました。


 ◆ グリーン・マイル ・・・ 1999年 (米国)トム・ハンクス
 スティーブン・キング ・・ 原作

 映画の舞台は、コールド・マウンティンの刑務所。
 新潮文庫 6冊を読んでいた。 映画が来た時、すぐ観に行った。
 SFが好きなせいか、感動してしまった。
 3時間を越える長い映画だが、あっという間に終った。

 会場のアチコチから、すすり泣きの声がしている。
 感動しているのは、自分だけではないと安心もする。
 この映画にも、イヤナ奴が出てくる。人間のイヤナ部分を執拗に演じる。
 自分自身にもイヤナ性格があるから、こんな奴が出てくると、無性に腹立たしくなる。

 イヤナ奴は、最後は天罰を受ける。スカッとする。
 『ショーシャンクの空に』(原作スティーブン・キング) にも、イヤナ奴が出てくるが、
 こちらも最後に天罰を受ける。
 スティーブン・キングの本が売れるのも、イヤナ奴が出てきて最後に、
 天罰(復讐)を受けるからだろうと、個人的に思っている。
 (私は、忠臣蔵の好きな日本人の代表です。)


 ◆ ショーシャンクの空に (1994年 米国)
 スティーブン・キング ・・ 原作

 スティーブン・キング の名作中の名作。
 殆んどの人が見ていると思うが、観た人全員が感動する映画だと思った。
 スティーブン・キングの本は、全部ベストセラーになっている。

 「ショーシャンクの空に」の原作は読んでいないが、
 映画を観れば原作が、解るような気がする。
 話題になった「半落ち」原作を読んでいたので、映画を見に行った。
 見なければ良かった。
 ガッカリ、原作の半分の内容もなかった。
 「半落ち」の映画を見た人は、原作を読み直せば感動が違うと思います。

 「 グリーンマイル」 「ショーシャンクの空に」は、素晴らしい映画だった。
 あらすじをネット検索して ビデオを見ましょう。


 ◆ パッチギ (日本 2004年)
 井筒和幸・・ 監督作品

 この映画は、ビデオで見ました。一言 いい映画です。
 笑って熱いものが込み上げて・・そして、心が豊かになります。

 私の青春時代(1968年)を背景に、若者がいろいろと 語りかけてきます。
 (当時の若者は、もっとウブでしたが・・)
 フォークルセダーズの当時のヒット曲『イムジン河』を背景(主題)に
 青春が、駆け抜けて行きます。 団塊世代の青春時代です。
 
 同じような時代背景の映画に『シックスナイン』(村上 龍 原作)がありますが
 『パッチギ』の方が感動します。
 『イムジン河』は、この当時は放送禁止でした。
 あの名曲が、放送禁止ですから・・・

 話は変わりますが『ホリエモン』も財界と政界の連合軍に潰された様にみえます。
 大手の銀行には数兆円も税金を貸し、ホリエモンが作った会社は、
 グループ全体では、利益が出ているのに潰してしまう。
 先の選挙で自民党を袖にしたのが、影響しているのかな?

 さてさて 『パッチギ』は、感動する映画です。いい映画です。見ましょう!
 朝鮮高校の女の子(写真)が、可愛いかったです。



 ◆ フライトプラン (ハリウッド 2005年)
 ジュディー・フォスター

 ジュディー・フォスターの映画を、観てきた。
 睡眠不足だったので 寝るかな?と思っていたが、最後まで眼はパッチリ。
 面白かった。ジュディー・フォスターの映画に、やはり”はずれ”はない。
 前作の『パニックルーム』も、この新作も良かった。


 
 ジュディーの映画を観たのは 『タクシードライバー』が、最初だった。
 ロバートデニーロー主演の映画だった。今でも有名な映画だ。
 この映画に子供時代のジュディーが、出ていた。
 おませな子役だと 思った。

 タクシードライバーを観た時、予告編でちびっ子ギャングの映画があった。
 主演は、子供のジュディーだった。またこの映画も見に行った。
 それ以来 ジュディーの映画は、ほとんど映画館で見ている。

 今回の『フライト・プラン』のジュデーも、はまり役だった。
 はまり役と言うより、どんな役でもこなせる女優さんだ。
 結論:いい俳優が出ている映画は、映画館で観るべきだ。
 DVDと違った面白さが、感じられる。(2006年2月14日観賞)



 ◆ イルマーレ (ハリウッド 2006年)
 キアヌ・リーブス。サンドラ・ブロック

 2006年9月30日・スクリーンを見てきました。
 スピードのコンビが、上手い演技をみせます。
 スピードでの二人の印象が、この映画で見事消え去りました。
 韓国映画のハリウッド版です。

 ゴジラのハリウッド版は、スクリーンを見に行きましたが、がっかりでした。
 シャルウィダンスのハリウッド版は、まだ見ていません。
 役所公司、竹中直人のシャルウィダンスを、スクリーンで見ました。
 良かったですね。ハリウッド版は、見なくていいと思っています。

 さて、ハリウッドのラブストーリー『イルマーレ』、
 スクリーンで見るべきだと思いました。
 この映画の良さは、レンタルでは味わえないと思いました。
 スピードのサンドラ・ブロックと、違った彼女が見れます。
 凄く素敵な役でした。一辺に好きになりました。

 この映画は、韓国映画のリメイク版ですね。
 ヨン様の冬のソナタを、すぐ思い出しました。
 私も冬ソナのTV放送は、再放送を欠かさず見ました。
 冬ソナは、日本人向き、特に中高年向きのドラマだと思いました。
 イルマーレも、日本の中高年向きの映画だと思いました。
 映画館に見に行きましょう!お勧めです。



 ◆ スウィート・ノベンバー(ハリウッド 2001年)
 キアヌ・リーブス。シャーリーズ・セロン

 2006年11月17日・・DVDで見ました。
 子供がレンタルを借りてきていました。
 題名だけは覚えていました。盛んに宣伝していたからです。

 共演者のシャーリーズ・セロンは、2003年に『モンスター』で、
 アカデミー主演女優賞を獲得しています。
 モンスターは、シャーリーズ・セロンの不細工メイクで有名な映画です。

 スウィート・ノベンバーの感想は、一言、切ない!です。

 あらすじのサイトを探しましたが、見つかりませんでした。
 映画の出だしから、変わり者のセロンの行動が全く判りません。
 仕事一筋のリーブスの生き様は、良く判ります。


 セロンが人生を楽しんでいるのは、理解できますが意味が判らないのです。
 ストーリーの先が知りたくて、ドンドン映画の中に引きこまれました。
 DVDを一度も止めずに、最後まで見ました。
 僕が、DVDを一度も止めないのは珍しい事です。
 それほど先が見えませんでした。

 ようやくセロンの行動が読めてきました。
 読めてくると、益々結末が知りたくなります。
 最後まで観た感想は一言、切ない・・・。涙なしの感動です。

 寅さんで、栗原小巻が島の先生役で出てくる映画があります。
 栗原小巻が調布飛行場で、『胸を焦がす、燃えるような恋もしないで・・・・』
 と言うシーンがあります。

 寅さんの栗原小巻は、恋をすることもなく、後妻の道を選んで生きていきます。
 セロンは、恋をし、愛を知り、しかし分かれて生きていきます。(死んで行きます)

 栗原小巻が言う『胸を焦がす、燃えるような恋』をしながら、分かれるのです。
 切ない、一言の映画でした。エンヤの主題歌が淋しさに輪をかけます。
 人生を、少し考えさせてくれた映画でした。

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