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祖母山系の山 親父岳・障子岳

【山行日】2009年9月9日  単独

【コース】四季見原・親父岳登山口→親父岳→B29墜落の地→障子岳 (往復)

【時間】自宅発:6時→登山口着:8時20分→登山口発:8時45分→親父岳着:10時15分→親父岳発:10時30分
→B29墜落の地着:10時35分→障子岳着:10時55分→障子岳発:12時30分→登山口着:14時

俵山トンネルを通り、高森峠を越え、宮崎県の四季見原の親父岳登山口を目指します。
障子岳から祖母山系の山々を研究しょうと思ったのです。研究です。(笑い)

ループ橋を越え、宮崎県に入ります。長いトンネルを抜けると、龍泉寺があります。
龍泉寺の隣に、四季見原キャンプ場の大きな看板があります。

この看板から四季見原キャンプ場を目指して走ります。
親父岳登山口の案内看板が立てられています。
登山口から先にも、親切丁寧に案内看板がありました。
迷うことは全くありません。登山道の踏み跡もはっきりしていました。

登山口から障子岳山頂まで、展望は殆どありませんでした。
山頂まで登り一辺倒の樹林帯の登山道を登ります。
しかし、山頂まで登ると・・・・・・。大感動が待っていました。
大感動の100分の一ぐらいをアップします。障子岳は、超お勧めの山です。
ループ橋から 四季見原キャンプ場へ ○印は看板
このループ橋を渡ると宮崎県です。今朝は、残念ながら、朝霧は発生していませんでした。
朝霧の山々は幻想的な雰囲気があります。まさに神話の国高千穂町です。
長いトンネルを抜けると、左手に龍泉寺があります。龍泉寺の横に、四季見原の案内看板があります。

親父岳登山口へ ヨウシュヤマゴボウ
四季見原へしばらく走ると、右手に観光案内看板が立っています。
親父岳登山口はここから左折でした。小さな登山口看板が立っていました。
林道に入ると、たわわに生っているヨウシュヤマゴボウが目につきました。
思わず車を止め、写真に収めました。周りを見回すと山野草が群生しています。

シデシャジン 登山口 (道路脇に車を停めました)
ガンクビソウ、ハガクレツリフネ、ヒカゲミツバ、ゲンノショウコ、フジカンゾウ、クサギ、シデシャジン、
障子岳登山のことは、この時点で頭から消えていました。山野草のトリコになっています。
(自宅から休憩なしで、1時間40分前後で登山口まで行けます。私は休憩ばかりです)

山野草をカメラに納め、林道を登りあげると、広い三叉路に出ました。
右方向(四季見原キャンプ場方面)は、通行禁止になっていました。
ここが登山口のようです。登山口看板に『車はここまで』の文字がありました。

シコクママコナ 樹林帯の登山道
登山口案内看板から、車が通れそうなアスファルトの林道があります。
少し歩くと、『車はここまで』の意味が分かりました。
アスファルトの林道が壊れています。車は走れません。林道が凸凹です。
林道終点に、車が6〜7台は停められそうな場所がありました。
ここがガイドブックに載っている登山口ですね。

親父岳山頂 サワオトギリ
登山口に、シコクママコナが群生していました。野の花に期待できそうな予感がしました。
しかし、登山口から親父岳山頂まで野の花は見えませんでした。
樹林帯の登山道が山頂まで続きます。展望も野の花もありませ〜んね。
樹林帯の登山道にポツリ、ポツリとサワオトギリ、ヒヨドリバナが咲いていました。

米空軍 B29墜落の地 説明版
親父岳山頂から急斜面を5分ほど下ると、広場がありました。
B29墜落の地でした。全く知りませんでしたので、チョットびっくりです。
殉職した米兵さんには哀悼の意を表しますが、我が国は世界唯一の被爆国です。
原爆を運んできたのはB29です。忘れてはいけません。
世界最大の無差別テロでした。原爆後遺症に苦しんでいる人がまだ沢山おられます。

障子岳山頂の小さな祠 障子岳山頂と祖母山
登山口から展望の無い登山道をひたすら登りあげると、大感動が待っていました。
障子岳の山頂から、少し下ると再度『ワォー・ワォー』でした。山頂には小さな祠が祭ってあります。
お賽銭をあげる予定でしたが、万札しか持っていませんでした。(大うそ)

親父岳と阿蘇五岳(障子岳山頂から) 阿蘇五岳(障子岳山頂から)
阿蘇五岳も見えます。根子岳が見えると、自然に顔がほころんできます。
根子岳の紅葉はみごとです。今年は是非、根子岳の紅葉登山に・・・おいで〜!
大戸尾根登山口からヤカタガウド登山口の縦走が最高です。スライドショー ←クリック。

障子岳山頂から 障子岳山頂から
山頂から少し下った岩峰からは絶景が広がっていました。
祖母山系の山々です。眼下には尾平登山口も見下ろせます。ここは絶壁です。
尾平登山口から見上げる岩峰の祖母山系も感動の風景です。 ←クリック。

祖母山、烏帽子岩、天狗岩、大障子岩、傾山、三つ坊主、古祖母山、本谷山、
祖母傾の縦走路が見えますね〜!さぁ〜!何時の日かこの縦走路を!!

眼下に尾平登山口が見えます 古祖母山への縦走路と本谷山
左画像は、真正面が傾山、手前は本谷山です。右画像は、正面に古祖母山と縦走路です。
古祖母山から本谷山への縦走路も見えていますね!祖母山の研究登山でした。

追記:山頂で地元(高千穂町)の方とお会いしました。単独登山の方でした。
障子岳から古祖母山の登山道は歩いたことがないと言われていました。
私も歩いたことがありません。話は即、海釣りの話になりました。山頂二人っきりです。
祖母山を眺めながら、おにぎりを食べ、メジナ釣りの話で小一時間を過ごしました。【おわり】

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