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比叡山登山
(宮崎県)
比叡山登山
標高・・918m
ミツバツツジ(登山道にて)
【日時】2006年4月18日・単独
【コース】第一駐車場→大岩(カランコロン岩)ここまで→千畳敷→トイレのある駐車場→第一駐車場
【時間】駐車場発 13時15分→大岩着 15時15分→第一駐車場着 17時00分
諸塚山(宮崎県)の山頂で出会った登山者の方から、比叡山の『アケボノツツジ』の話を聞いた。
諸塚山の登山口から、1時間30分前後で、比叡山の登山口に着けるようだ。
まだ、時間もあることだし、登山口の確認だけでもと思い、諸塚山から比叡山に向かった。

途中買出しなどを済ませ、登山口に着いた時は13時を廻っていた。
目の前に比叡山一峰が聳えている。登っておいでよ!と 声をかけている。
15時前後に登るのを止めれば、登山口に引き返すまで陽も落ちないだろう。
お昼過ぎからの日帰り登山は、やっちゃいけないが・・・。
登山靴に履き替えて、東側登山口から、登る事にした。

20分も歩くと、汗が頬を伝ってきた。久し振りの感触だった。
かなりの登り坂のようだ。
人工林の中を抜け、自然林の登山道に入ると、ピンクの花が見えてきた。
登山道の右も左もピンクの花だ。登山道はピンクの花のトンネルだ。

これが『アケボノツツジ』かな?とも思ったが、花が少し小さいようだ。
それにしても凄い光景だった。自然林の中に、ツツジの花が、それも高い木に咲いている。
今まで見たツツジのイメージでは無い。しかし、これも紛れも無いツツジだ。
枯れ木に花が。花咲かじいさんの世界だ。枯れ木に花が咲いている。

花に見とれながら登っていると、一組の登山者(ご夫婦)が下山されていた。
『これがアケボノツツジですか?』
『これは、ミツバツツジです。もう少し登られると、アケボノツツジがありますよ』 と
また、親切に花の特徴をいろいろと教えて頂いた。

高度が増すにつれ登山道に大きな岩が、無数に現れてきた。
大きな岩を右に左に回りこんで、登って行った。
ミツバツツジは、何処までも咲いている。満開だ。花のトンネルだ。

満開のミツバツツジの中に、淡いピンク色の少し大きめの花が見えてきた。
これが、『アケボノツツジ』だ。
例えは悪いが、テッシュペーパーのように薄い花弁が淡いピンク色をしている。
少しの風にもひらひらと 花弁が揺れている。天女の舞のようだ。
もう散る寸前のようだった。花弁が何処と無く痛んでいた。

大岩(カランコロン岩)に着いた時は15時を廻っていた。
ここから 比叡山の本峰までは、まだ30分はかかりそうだ。往復1時間。
陽が落ちるまでには、登山口につかなければ・・・。

ここ(大岩)から、引き返すことにした。下山は、千畳敷の登山口に降りた。
千畳敷展望台から見た比叡山一峰も、矢筈岳も、圧巻だった。
初めて宮崎県の山を経験した。
同じ宮崎県の大崩山単独登山の自信が、少しばかり膨らんできた。
比叡山東側登山口 比叡山一峰
東側登山口:トイレのある駐車場のすぐ下です。広い駐車場がありました。
登山道から一峰を見ます。振り返ると、矢筈岳が同じような山容をしていました。

ミツバツツジと登山道 アケボノツツジ
登山道の右も左も、ミツバツツジが満開でした。ピンク色がとても綺麗でした。
アケボノツツジ:もう散っていました。ひとつひとつ の花弁は痛んでいました。

     登山道のミツバツツジ 登山道のアケボノツツジ
      登山道がミツバツツジのトンネルでした。初めて見ました。
      ミツバツツジ、アケボノツツジ、感動しますね。花の存在を知りませんでしたから余計に感動しました。


ヒカゲツツジ
このツツジも、盛りを過ぎていました。

ヒカゲツツジの群落



  
     この岩の隙間が登山道でした。この隙間をハシゴ&ロープを使って登ります。
     大岩の最高峰:このロープを使って登ります。岩の上は360度の展望でした。

歩いてきた尾根を振り返ります(大岩から) 比叡山本峰(大岩から)

大岩からの展望 大岩からの展望
大岩で、登山地図とコンパスを使って、周囲の山の名前を確認しました。が・・もう忘れました。


           第一展望所から
 比叡山のプレートは、ここにあります。
 大岩の所ではありませんでした。
 大岩から先の山頂には、
 どんなプレートがあるのでしょう?

比叡山一峰(千畳敷き展望所から)

ヤマツツジ アケボノツツジ
ミツバツツジ ギンリョウソウ

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