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山病 12話

■第12回・・遭難事故
登山ブームのようです。それも私を含めた中高年の登山ブームのようです。
30数年前も登山ブームだったようです。その時も山に登っていました。
えびの高原にテントを張り韓国岳に初めて登ったのも30数年前でした。

現在の登山ブームの中で、中高年の遭難事故が、年々増加しているそうです。
道迷い・滑落・転落・転倒・病気・が遭難事故の主な原因だそうです。
私の高校時代の恩師も由布岳で、病死しています。心臓麻痺(心筋梗塞)だったそうです。
脳梗塞、心臓疾患は、仕方ないと思っています。

私が神様と思っている『長嶋さん』も倒れました。あれだけ健康に注意していた人も倒れます。
山での病気はしかたがないです。しかし、道迷い遭難事故は、防ぐことが出来ると思っています。
山の一般道(尾根登山道)を歩いての道迷い事故は、防げると思っています。
山歩きを経験すると防げると思っています。

山歩きの経験もタダ人の後を付いて歩くだけでは、経験にはならないと思っています。
単独行は、批判されますが、山歩きの経験には繋がると思っています。
単独行は、全て自己責任です。
読図力も必要です。体調管理も、山歩きの装備も、天候判断も、全て自己責任です。
単独行の場合、山で転落、滑落、転倒事故にあったら終わりと思っています。
それだけ慎重な行動が、求められています。

山の本によると、4人1組のパーテーが理想的だと良く書いてあります。
一人が事故を起こした場合、一人が付き添い、二人で救助を求めに行くそうです。
山の事故の多くが下山時に起こっているそうです。
ピークを踏んだ安堵感もあり、また体力も、かなり消耗しているのでしょうね?

滑落、転落の事故も下山時に多いそうです。
それも道に迷って強引に下山中に転落、滑落事故が発生しているようです。
一般道(尾根登山道)の道迷いは、迷ったと思ったら、直ぐ引き返す。これが鉄則です。
しかし、下山中の道迷いは、なかなかこれが出来ません。

強引に下に降りたくなります。また、降りられそうです。しかし、これが遭難事故のワナです。
単独行は、このような事(ワナ)にも気が付かせてくれます。
山歩きのスタイルも色々です。私のように頑固に一つのスタイルを守るのも、考え物ですが・・・・。
危険の少ない山・優しい山を一人で満喫する。なによりの贅沢だと思っています。

結論:体調管理を万全にして、非常食をはじめてとする山の用具を万全にし、
読図力を身に付け、そのうえで単独行を経験しましょう!
山の大自然を独り占めしましょう!最高の贅沢が味わえますよ。(独り言でした)
では、また。gangee 拝(何で拝と書くの?車 寅次郎の真似です)



阿蘇・根子岳の天狗峰 縦走路にて

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