定年おやじの大英帝国ひとり旅 26

6月5日(金)   23日目   アイスランドへ
ロンドン・ヒーススロー空港発12:30ですから、朝はゆっくりです。
かと言って、11時位には空港に着かなければなりませんので、街に行くほどの時間は有りません。
ゆっくり朝食をとって、10時前に宿を出ます。少し雨がパラつきます。

今日のロンドンの天気はどうでもいい。アイスランドの天気は、一昨日のネットで視た時は、このところ良くはなかった。
ロンドンのヒースロー第一ターミナル。来た時と同じです。
ついでなので、今度帰る時のために、チェックインカウンターを調べておきます。

アシアナ航空は有りません。便数が少ないので、その時だけユナイテッド航空のカウンターを借りるみたいです。
ヒースロー空港は会社別でターミナルが違います。去年中国東方航空で来た時は確か第2ターミナルでした。
アイスランドエアーは専用のカウンターが在りました。雨の中の離陸になりました。
アイスランドエアー・ レイキャビック行 向うの機体はユナイテッド航空

たまげました。機内食は有料です。どうせ、機内食が出るだろうと思って、昼食は採っていないのです。
乗って直ぐ、変だなとは思ったのです。皆、鞄からサンドイッチや飲み物を出して食べ始めたのです。
ちょうど、列車の車内販売のように売って回ります。片道2000km 福岡―香港くらいの距離です。

特別に安い航空会社に機内食の有料がある事は聞いたことがありますが、普通料金だから許せない。
クローナはまだ無いのでポンドで払います。小さいサンドイッチが約700円、350ccビールが約550円。
機内映画も有料です。しばいたろか。なので、ずっと、飛行状況モニターを見ていました。
〆て¥1250 座席のテレビ

最近有料になったのか、前からそうなのかは知りません。
機上3時間余、1時間時差がありますので、カフラヴィック空港15:00着。北緯65度。最北の首都です。

北極圏は66.33度からです。ちなみに、ヘルシンキとオスロとストックホルムが約60度。
モスクワは約56度、東京は36度、旭川でも43度です。敷地は広いけど小さな空港です。

ATMで15000クローナ=¥11000降ろします。
空港からはホテル回りのバスが出ます。どうも路線バスは無さそうです。
2200クローナ、急に単価が大きくなると戸惑います。
空港からレイキャヴィックへ 空港バス内

空港の周りは野原、途中はずっと草も木も無い荒野です。レイキャヴィックに近づくと家や街路樹が出現します。
あっちこっち、ホテルでお客を降ろします。ヒルトンホテルもユースホステルもありました。
最後に、ホテルケビン。私の泊まるホテルで一番沢山人が降りました。安ホテルですが、
宿のホテルケビン ツインだった

アイスランドでは一番大きい部類。部屋数の多い割には、レセプションは狭いし、ロビーも狭い。
煙草の吸える部屋を注文。二階の景色の悪い部屋だった。
荷物を置いて早速街へ。歩くにはやや遠い。

バス停で、うっかり。アイルランドもイギリスも日本と同じ左通行でしたが、ここは右。
一台行きたい方向のバスが来て気がついた。道路を渡って、また待ちます。
アイスランド語のバス停 乗り降り口が3つのバス

バス賃が280クローナであることはホテルで聞いたけど、100クローナコインしかないので、
300クローナ運転手に渡すとお釣りはくれませんでした。
どうも、ピッタリ渡さないと損するみたいです。街の中心らしきところで降ります。
バスの中 街の中心?

さほど寒くありません。ジャケットの上からカッパを着れば凌げます。空港で入手した地図は広域過ぎて、分りにくい。
多分このあたり。バスを待っていた女の子に聞くと、合っていた。

天気が悪いからでしょうか、高緯度だからでしょうか。盤が見え難くなっています。環もふにゃふにゃです。
こんな感じは初めてです。持っていた安いコンパスは擦れて北を指しません。
多分、極地に持ってゆくコンパスは違うのでしょう。ヴィジターインフォメーション、傍の湖と、ざっと周って、U ターン。
繁華街を歩いて帰ります。コインWC が有りました。スシバリンの看板が目に入ります。
中を窺うに、寿司屋であることは間違いないのですが、バリンは何でしょう。
コインWC スシ + バー + イン?
レイキャヴィックの市街地 レイキャヴィックの市街地

人口16万にしては大きな街です。市域が広い。空港から市内に入って10km以上市街です。
国の人口31万の過半数がここレイキャヴィックに居ます。結局、帰りはホテルまで歩きました。
アイスランドに来て携帯が圏外です。イギリス、アイルランドと自動で接続していたのです。
手動でやってみましたが、うまく行きません。

解らないままに、触りすぎて元に戻せなくなっても困る。ま、アイスランドは自分独りで
歩き回るにはワイルド過ぎるので、迷子になることも無い。そのままにして置こう。
市内バスはあっても、観光地に行くバスは無さそうです。明日はツアーバスに乗ろう。
ホテルまで迎えに来ます。明日の天気はどうなのでしょう。雨が降り出しました。
明日の朝、天気を見て決めるので間に合うのに乗ろう。

6月6日(土)  24日目  グルフォス観光へ

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